ワンピースのエピソードで1番人気のある編は?BEST10を決めてみた!

「東の海編」から始まり、現在は「ワノ国編」までストーリーを進めているワンピース

あらためて確認する機会も少ないと思いますが、ワンピースには現在20を超える編(シーズン・エピソード)が存在しているんです。
連載期間の長い作品だけに、どの読者にも「青春時代に読んだお気に入りの編(シーズン)」があるのではないでしょうか。

今回は、これまでのワンピースの中から最も人気のある編(シーズン・エピソード)だけを抜き出したBEST10を考察してみたいと思います!
ネタバレは出来るだけ控えめにご紹介していきますので、ワンピース未読の方のご参考にもなれば幸いです。

「このエピソードが気になる!」という編(シーズン)があれば、まずはその部分だけでも読んでみてくださいね!




第10位 ホールケーキアイランド編(ビッグマム編)

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原作 第823話~第903話
アニメ 第783話~第877話

第10位にランクインしたのはホールケーキアイランド編(ビッグマム編)
20年以上も連載が続いているワンピースの中では、比較的最近のエピソードですね。
四皇・ビッグマムが支配する「ホールケーキアイランド」に突入するハラハラドキドキの一幕です。

とうとう四皇と正面衝突することになった麦わらの一味ですが、この編は「バトル」というよりも「奪還」がメインのお話になります。
思わぬ理由からビッグマムの元へ連れ去られてしまったサンジを取り返すため、ルフィたちは命がけでホールケーキアイランドに入ることになるのです。
四皇の縄張りに侵入するのですから、当然バトルを避けてばかりもいられないわけですが…

ホールケーキアイランド編の見どころは、「絆」を描いたシーンの多さです。
家族の絆、親子の絆、姉弟の絆、夫婦の絆、仲間の絆…スリリングの展開の中にちりばめられた「関係性」の物語に思わずハッとさせられます。
様々な関係性にがんじがらめにされてしまったサンジは最終的にどの絆を選ぶのか…先の読めない展開に注目です。あと、普通にビッグマムが怖すぎて笑えます。

第9位 ドレスローザ編

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原作 第701話~第801話
アニメ 第629話~第746話

続きまして、第9位はドレスローザ編です!
王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴが支配する国「ドレスローザ」で巻き起こる大事件のお話。
海賊に支配されているとは思えないほど平和でほのぼのとした国には、誰も想像すらできないような大きな闇が隠されていました。

ドレスローザ編には、大きく分けて2つの注目ポイントがあります。
一つ目は「コロシアムでの戦い」。優勝者にメラメラの実が与えられると聞き、バトルロワイアルに参加することになったルフィ。
しかしコロシアムにやってきたルフィは、かつて死んだはずの兄・サボと再会することになります。読者が何年も待ちに待っていた展開でしたね…!

そしてもう一つが「ドレスローザに隠された闇」。
一見すると平和に見えるドレスローザには、あまりにも恐ろしすぎる真実が隠されていました。
誰も知らない英雄「キュロス」とは?そして街中を歩きまわっている生きたオモチャたちの正体は?
ワンピース史上に残るほど謎多き展開に、当時の考察サイトは多いに盛り上がっていました。

第8位 ウォーターセブン編

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原作 第303話~第374話(エニエス・ロビー編を含める場合は430話まで)
アニメ 第229話~第263話

ちょっと評価の分かれるところではありますが、第8位には今回ウォーターセブン編を入れてみました。
ワンピースの長い歴史の中でも、最も麦わらの一味内がゴタゴタする編(シリーズ)なので苦手という人もいるようですが…
しかしこのあたりの事件が麦わらの一味の絆を深めるのに大いに役立っていることは間違いありません。

まずは、ウォーターセブン編で起こる出来事をざっと羅列してみましょう。
「ゴーイング・メリー号との別れ」「ウソップとルフィの仲違い」「ロビンの突然の裏切り」「敵としてのフランキー登場」などなど…
今までわりと仲良くやってきた麦わらの一味ですが、ここへきて人間関係に大きな亀裂が入ることになります。全体的に、ちょっと暗い印象のある編(シリーズ)かもしれません。

しかし、一味がバラバラになったことで逆に「麦わらの一味の結束の固さ」を再認識できる良回でもありました。
船を降りたはずのウソップ(そげキング)が「ルフィを信じろ」と発言したり、今までいくつもの組織を裏切り続けてきたロビンが麦わらの一味のために命を差し出したり…
最初はモヤっとするかもしれませんが、全ての真実が明らかになるころには「良いエピソードだった」と再評価できるくだりです。

第7位 空島編

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原作 第217話~第302話
アニメ 第144話~第173話

ファンから根強い人気を誇る空島編が第7位にランクイン。
遥か大空の上に存在するという「スカイピア」の話を信じた麦わらの一味が、その伝説の島への行き方を調査するところからこの編(シリーズ)は始まります。
「夢とロマン」について語られる部分が多く、ある意味ワンピースの歴史の中でも特に「海賊らしい」エピソードだったんじゃないかと思います。
ちなみに黒ひげによる「人の夢は終わらねぇ!!」という名言も、空島編で生まれたものですね。

空島編は全編通して男のロマンに満ちていますが、個人的にグッときたのが「うそつきノーランド」のくだり。
うそつきノーランドは、「山のような黄金を見た!」と王様に嘘をついたことで死刑になった探検家の童話です。
ルフィたちが童話のモデルになった「モンブラン・ノーランド」という人物に迫っていくうち、彼が空島と大きく関わった重要人物であることが明らかになっていきます。

空の上にあるという島「スカイピア」、そしてモンブラン・ノーランドが見たという「黄金郷」。
この2つの間に隠された事実を知ったとき、思わず涙を堪えられなかったというファンも多いのではないでしょうか。

第6位 エニエス・ロビー編

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原作 第375話~第430話
アニメ 第264話~第335話

第6位にランクインしたのはエニエス・ロビー編
「エニエス・ロビー」はグランドラインの前半に位置し、世界政府が直轄する裁判所が置かれた通称・司法の島です。
ウォーターセブン編から始まった騒動の決着がつくくだりでもあるので、ウォーターセブン編とエニエス・ロビー編は一括りにされることもありますが、今回は分けてランクをつけました。

エニエス・ロビー編で行われるのは、主に「ロビンの奪還作戦」です。
麦わらの一味の安全と引き換えに捕まってしまったロビンを助け出すため、麦わらの一味は総出でエニエス・ロビーに乗り込みます。
ロビンを助けるために「世界」を敵に回したルフィの判断のカッコよさは反則級でした…!「あの旗、撃ち抜け」「了解」というルフィとウソップのやり取りには痺れます。

それからエニエス・ロビー編には、その後の麦わらの一味の命運を大きく左右する要素がてんこ盛りでした。
ギア2・ギア3の登場、フランキーの正式加入、ウソップとの和解、サウザンド・サニー号の完成などなど…この編(シーズン)の流れが少し違うだけで、今のワンピースとは全く別物になっていたかもしれません。
アラバスタ編の最後から同行していたロビンが、本当の意味で麦わらの一味の仲間になったのもエニエス・ロビー編でしたしね。

第5位 インペルダウン編

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原作 第526話~第548話
アニメ 第422話~第458話

他の編(シリーズ)に比べれば短めですが、やっぱり外せないインペルダウン編が第5位です!
「インペルダウン」とは悪魔の実の能力者や覇気使いでも抜け出せない強固な海底大監獄。そこには王下七武海と同格以上の犯罪者や危険人物たちが収監されています。
「この世の地獄」とまで称されるインペルダウンに入れられたエースを救うため、ルフィは単身でインペルダウンに潜入を試みるのでした。

インペルダウン編の面白さは、一言で言うなら「お祭り騒ぎ」ですね。
世界中の犯罪者や危険人物が集められているだけあって、インペルダウンには過去にルフィが倒した敵キャラたちも多数収監されているんです。
クロコダイル、Mr.1、Mr.2、Mr.3、バギーといった過去の強敵が次々に登場するだけでも胸熱ですが、一時的に彼らと協力してインペルダウンを抜け出すという予想外の流れが楽しすぎます!
「過去の強敵が味方に!」は王道の展開ですが、やっぱりこの流れは何度見ても興奮してしまいますね。

そしてインペルダウンの主である「マゼラン」の恐怖も見どころの一つ!
マゼランは、これだけたくさんの強キャラがルフィに協力しているにも関わらず「マゼランからは逃げるしかない」と言われるほど恐ろしい敵なんです。
果たしてルフィはマゼランから逃げ切ることができるのか!?どうやってインペルダウンから抜け出すつもりなのか!?最初から最後まで気が抜けない大興奮の編(シリーズ)です!

第4位 東の海編(イーストブルー編)

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原作 第1話~第101話
アニメ 第1話~第61話

ワンピースの名作エピソードの話なら、東の海編(イーストブルー編)を語らないわけにはいきません!
東の海編はルフィの冒険の始まりであり、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジが麦わらの一味に加入するまでの大切なエピソードでもあります。
麦わらの一味は全員が人気キャラですが、ファンの中にも「最初期の5人は別格」だと考えている人は多いんじゃないでしょうか。

ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジが仲間になるまでのくだりが入るので、それぞれに個別エピソードがあるのが東の海編の特徴です。
少女を助けるために命がけで張り付けの刑に耐えていたゾロ、故郷の村を守るために魚人族の手下になっていたナミ、暗殺されかけていた幼馴染の女の子を救うため海賊に立ち向かったウソップ、育ての親でもある恩人と涙の別れを決めたサンジ…どのエピソードも、涙なしには見られない名作揃いです。

「背中の傷は剣士の恥だ」「長い間!!くそお世話になりました!!」など、名セリフ&名シーンも多いですね。
今や大海賊になりつつある麦わらの一味の「原点」ともいうべき編(シリーズ)なので、ワンピース未読の方には是非このあたりだけでも読んでほしいです…!

第3位 マリンフォード編(頂上戦争編)

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原作 第549話~第581話
アニメ 第459話~第516話

今なお「衝撃の展開」がファンの間で語り草になっているマリンフォード編
ルフィはインペルダウンからエースを救い出すことに失敗し、とうとうエースが海軍本部の島「マリンフォード」で処刑される運びとなります。
絶対にエースを処刑したい海軍と、何があってもエースを救い出したい白ひげ海賊団、そして第三・第四の勢力が集結し、マリンフォードは世界最大最悪の戦場と化すのです。

王下七武海、海軍大将、白ひげ海賊団、インペルダウン脱獄者、黒ひげ海賊団という、ワンピースの世界でもトップクラスの戦力が一同に会したエピソードですね。
最強戦力VS最強戦力の戦いはワンピース史上でも例を見ない激戦となり、バトルが好きなファンにとってはたまらない展開となりました。
次から次へと登場してくる新戦力には、思わず胸が高まりましたよね。

そして、マリンフォード編を語るなら触れないわけにはいかない「エースの命運」について…
ルフィにとってかけがえのない兄であるエースが「愛してくれて……ありがとう!!!」と語りながら事切れるシーンは、ワンピース最大の悲劇であり、屈指の名シーンでもあります。

第2位 冬島編(ドラム島編)

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原作 第130話~第153話
アニメ 第78話~第92話

冬島編(ドラム島編)は、大きく見ればアラバスタ編の一部に編入されます。
しかし2008年には「ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜」として単独で映画化されるなど、ワンピースの中でも特に人気の高い編(シリーズ)です。ちなみに冬島編の映画は、第32回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞も受賞しました。

冬島編は、ざっくり言えば麦わらの一味とチョッパーとの出会いの物語です。
高熱を出して倒れてしまったナミの治療を行うためにドラム島を訪れた麦わらの一味は、二足歩行で人語を解する不思議なトナカイに出会いました。
愚王のせいで深刻な医者不足に悩まされていたドラム島ですが、なぜか医療知識をもっていたチョッパーはナミの治療に協力してくれます。これが、のちに麦わらの一味の船医となるチョッパーとの出会いでした。

麦わらの一味への新メンバー加入エピソードは感動的なものが多いのですが、冬島編の完成度は特に群を抜いています。
ヤブ医者と呼ばれた男・ヒルルクとチョッパーの間に起こった悲劇的な事件には、きっと誰もが涙してしまうことでしょう。
ラストシーンで咲く「ヒルルクの桜」は、ワンピースを代表する名シーンの一つとして語り継がれています。

第1位 アラバスタ編

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原作 第154話~第216話
アニメ 第93話~第130話

魅力的なエピソードが多いのでかな~~り悩みましたが…
「ワンピースで一番人気のある編(シリーズ)」第1位はアラバスタ編とさせていただきます!
ちなみにアラバスタ編は大きい括りだと「グランドライン突入編」や「リトルガーデン編」なども含んでしまいますが、今回のランキングではアラバスタに上陸した原作第154話~第216話までを基準に考えさせていただきます。

アラバスタ編最大の見どころは、なんといっても「ビビとの別れ」でしょう。
ウィスキーピークから麦わらの一味に同行するようになり、いつしか麦わらの一味のメンバーとして認知されるようになったビビ。
ファンからも人気の高かったキャラクターですが、彼女はアラバスタの王女でもあったため、アラバスタ編の終了と共に船を降りることになります。

麦わらの一味として冒険を続けるか、アラバスタ王国の王女として国を守るか。
苦渋の決断の末に王女としての自分を取ることにしたビビですが、最後の最後で「いつかまた会えたら!もう一度仲間と呼んでくれますか!!?」と、出航していく麦わらの一味に尋ねます。

その問いかけへの返事の仕方は…ワンピース史上どころか、マンガ史上に残るくらいの名シーンとなりました。
超有名なシーンなのでほとんどの人は知っていると思いますが、一応まだ読んでいないという方のために詳しい内容は伏せておきますね。

まとめ

今回は「ワンピースで一番人気のある編(シーズン)BEST10!」と題し、これまでの名エピソードを振り返ってみました!
読みやすいようにランキング形式にしましたが、正直どの編(シーズン)も名作ばかりなので甲乙つけがたかったです。

一応、世間一般での評価を基準にしたつもりですが、ちょっとだけ著者の好みが入っているのは御愛嬌ということで…(笑)
最後まで読んで「私のお気に入りの編(シーズン)が入ってない!」と思ったら、是非アナタのご意見もお聞かせくださいね!

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『ワンピースのエピソードで1番人気のある編は?BEST10を決めてみた!』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2020/06/19(金) 16:54:29 ID:b39651db4

    あハァン

  2. 名前:カクテル 投稿日:2021/02/20(土) 16:40:02 ID:7f8e56d40

    空島編7位はないやろ
    強敵エネルが出てきたぐらいでストーリーにほぼ進展なし。他のサイト見てもかなり人気ないストーリーだぞ。
    まぁ昔の話を上位に持ってきてるから主かなりのおっさんなんだな

  3. 名前: 投稿日:2021/02/20(土) 16:51:15 ID:7f8e56d40

    この前Yahooニュースにもなってたが、空島編脱落者は多いらしいぞ。アラバスタ編がピークって人は多いようだが。
    とりまこのランキングは世間の評価を全く取り入れず、ただの自己満である“クソ”なランキングだと思いました。

  4. 名前:Fの意思 投稿日:2021/12/17(金) 21:27:22 ID:3dc4f1db4

    まあ、人それぞれなんだからいいんじゃない
    自分的には
    インペルダウンと頂上戦争が好きだなぁ
    空島は欠員なしで行けたこと自体がすごいからなぁ