ワンピース793話 あらすじ・ストーリー紹介「虎と犬」
扉絵「天狗とピノキオとウソップの見分けがつかないチョッパー」→読者リクエスト
リク王に土下座する藤虎
藤虎「本当に…すいやせんでした!!」
国民たち「か…海軍本部の”大将”が…!! 土下座を…!!」
「映像電伝虫も回ってるぞ!」
リク王「顔を上げてくれ…藤虎
─これを世界に見られていいのか!? いやもしやこの為にドフラミンゴに手を出さず…!?」
藤虎「必要なのは”事実”…!! 闘う事一切を”彼ら”に任せた…”賭け”でござんした」
藤虎「海賊を野放しにした張本人が…今さら七武海に刃を向けて どの面(ツラ)下げて正義を語れやしょうか」
藤虎「この戦いは海賊と戦士たち、国民の皆さんの手によって勝利を勝ち取ったんでござんす…!!」
キュロスと小人たち
キュロス「…みんな本当にご苦労だった…”小さなリク王軍”!!」
小人たち「はいれす隊長!!」
キュロス「これで任務は完了! 本日をもって軍を解散する!!」
小人たち「隊長ーー!!」
キュロス「フフフ、リク王のいる王宮へ行ってやってくれ!」
小人たち「はいれす!!」
リク王「タンク! 海軍の立場がある 戦ってくれた海賊や戦士達を王宮に匿うのだ 宿のない者達も王宮へ…悪いが頼む」
タンク「喜んで! リク王様」
聖地マリージョア
赤犬「ほいじゃあドフラミンゴの七武海脱退や誤報の一件…!! あんたらの…もっと上からの指示っちゅうことですかい」
五老星たち「……」
赤犬「なぜドフラミンゴごときのために!! 世界が振り回されにゃいけんのですか!! 今後もこがいな事があっちゃあわしが元帥として恰好つかんですけ!! 金輪際やめておくんない!!」
五老星たち「…生意気な口をきくなサカズキ」
「お前の面子など取るに足らん!!」
「お前達”海軍”は政府の”表”の顔」
「この案件は”CP(サイファーポール)”に一任したのだ!!」
赤犬「CPか…早ァ話があんたらも頭飛び越えられたんと違いますか!? 天竜人の傀儡に!!」
五老星たち「口を慎め!!」
五老星たち「だいたいクザンの件はどうだ…あの巨大な戦力が今や黒ひげに加担しているとは!! 軍の体面も何もあるまい!」
赤犬「あのアホはもう海軍を辞めた男ですけ!! どこで何をしちょろうが、わしらにゃあ関係ありゃあせんので!!」
海兵「ハァ…ハァ…!! 五老星…!! サカズキ元帥!! ハァハァ…ご報告します…!!
王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ並びにそのファミリーが麦わら、ローの海賊同盟に敗れ!! ドレスローザは完膚なきまでに崩壊いたしました!!」
赤犬「何じゃと…!?」
五老星たち「…また、あの小僧か」
海兵「さらにもう一つ大変な事態が!!」
隣国3島に流された映像と情報は、島から島へ実害をはらんで瞬く間に世界を駆け抜けた!!
闇商人たち
闇商人たち「こいつらさえ現れなければ!」
ガープ中将とおつる
ガープ「何だおつるちゃん!わざわざ出向くこともなかろう」
おつる「そりゃこっちの台詞だよ大目付!」
ガープ「まァ・・・ずっと追いかけてた海賊団だもんなァ パリッ」
おつる「あんたの指示でね!」
ガープ「おかき食うか? パリッ」
とある島で、ジュエリー・ボニー
ピザ屋のおばさん「ドコだい!? ピザを盗んだババアは!!」
ジュエリー・ボニー「ふーんやるじゃねえか。同期としちゃ嬉しいね!」
空島のとある孤島
船員「ウルージ僧正!! 誰かいます!!」
ウルージ「バカを言え。我々は雲の孤島にて傷を癒して…」「!!?」
とある海で、アル・カポネ
アル・カポネ「おーおーお仲間たちは割と活躍してんじゃねーか」
「シーザーは必ず連れてかえるぞお前ら!!」
目の前にはビッグ・マム海賊団の船が!!
キッド、アプー、ホーキンス
キッド「あっと言う間に…先手をうたれたな…これは大金星だ!!」
アプー「ドフラミンゴは確かに裏でカイドウに通じてる」
ホーキンス「じゃあ奴を怒らせる事になるな…!!」
キッド「…これが作戦なら…つまりあいつらの目的は」
ホーキンス「やはり四皇」
アプー「百獣のカイドウか…!!」
キラー「狙いが被らなくてよかった 潰し合って無駄な戦力を使わずに済む おれ達の標的は四皇 “赤髪のシャンクス” だ!!」
ワノ国の鬼ヶ島にいるX・ドレークと四皇カイドウ
ドレークの仲間「親父さんが殺された!? ドフラミンゴに!?」
ドレーク「昔のことだ…別に恨んじゃいない」
ドレークの仲間「何だそりゃ…冷てェ奴だな…じゃあお前も手伝えよ!!」
「一大事だ早く知らせねェと!!ブチ切れるぞあの人…!!」
部下たち「カイドウ様どこですかァー! ジョーカーがしくじった、SMILEはもう手に入らねえ!!」
ドレスローザで電伝虫で会話中の赤犬と藤虎
赤犬「とぼけるなイッショウ!!」
赤犬「海軍大将が手落ちを認めることの意味がわからんわけでもあるまい、なぜ先に報告せなんだ!!」
藤虎「…報告したら…”また”そっちで内容の違うニュースに変わりゃしやせんか」
赤犬「!?」
~藤虎の回想~
スモーカー「おれも七武海は消えるべきだと思ってる…!! 2年前おれはクロコダイルの化けの皮がはがれた現場にいたんだ。
おれ達海軍は何もできなかった!! 麦わらの一味がいなかったらアラバスタは今のドレスローザの様に海賊の国になってただろう…だが政府は…それを海軍の手柄だと世間に報じた あの時おれにもっと地位があれば…」
その頃、スモーカーとたしぎ
スモーカー「まさか…本当にやりやがった藤トラ…」
たしぎ「2年前のアラバスタ王国での悔しさを思い出します…まるで仇を取ってくれたみたい…」
スモーカー「自分が同じ地位でもこんなマネできねえな 胸がすいたぜ」
たしぎ「あ、マフィンありますよ コーヒーいれます?」
スモーカー「腹じゃねえよバカ!」
パンクハザードで助けた子供たち「お姉ちゃ~ん!! お腹空いたー!!」
たしぎ「あら、マフィンがあるわよ! コーヒー入れる?」
子供たち「コーヒー!?」「マフィンがいいなぁ!」「ねぇねぇ、デカパンツはまだ?」
たしぎ「ベガパンクね、Drベガパンク研究所までまだ数日かかるわ…」
海兵「いいな〜♡ガキに優しい大佐ちゃん♡」「ガキになりたいぜ〜!!」
たしぎ「あなたたち!! 仕事はいくらでもあるはずよ!」
海兵「へーい♡」
場面は戻り、赤犬と藤虎
赤犬「もみ消しならいくらでもある…!!」
藤虎「あっしはウソで英雄にされるのはゴメンだ 世界の均衡の為にと海賊を雇ったのは我々の上司 “世界政府” じゃありやせんか」
赤犬「海軍本部の信頼と威厳の問題なんじゃ!!おどれの身勝手で正義の面目丸潰れじゃろうが!!」
藤虎「潰れて困るツラなら懐にでも仕舞っときなさいや!!不備を認めたくらいで地に落ちる信頼など元々ねェも同じだ!!」
赤犬「落とし前つけて来ちゃれよ藤虎 麦わらとロー、2人の首取って来るまで全海軍基地の敷居はまたがせんぞ!!」
藤虎「…ええ 望む所でござんす!!」
以上、ワンピース793話のあらすじ・ストーリー紹介でした!
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