【進撃の巨人】巨人化した全キャラ一覧!巨人化前&巨人化後を比較してみた

進撃の巨人には、様々なタイプの巨人が登場します。
知性を持たず無差別に人類を食いまくる「無垢の巨人」、無垢の巨人の中でも突飛な行動をとる「奇行種」、そして人間が任意で変身することのできる「九つの巨人」。

作中に登場する巨人を大まかに分ければこの3タイプでしょうか。

タイプに関係なく、これらの巨人には全て「もともとは人間だった」という共通点があります。

当初は人間を無差別に食いまくる悪魔のような存在として語られていた「無垢の巨人」ですらも、巨人化する前はごく普通の人間だったのです。

つまり作中に登場する全ての巨人には、人間時代の姿があるということになりますね。

というわけで今回は、これまで進撃の巨人の作中で巨人化したキャラクターを一覧にまとめてみることにしました!

人間時代の姿が判明している全ての巨人をまとめましたので、進撃の巨人のコアなファンの皆様もぜひ読んでいってくださいね!




【現役】九つの巨人を持つ人物

九つの巨人とは?

九つの巨人は、1850年前にユミル・フリッツが大地の悪魔と契約して手に入れた巨人の力とされています。
一般的な巨人とは違い、巨人化した人間は知性を失うことがなく、また任意のタイミングで人間の姿に戻ることも可能です。

人間の知能を残したままで巨人化しているため、九つの巨人の継承者は無垢の巨人よりも圧倒的に有利です。
元の人間が格闘技経験者なら巨人化した状態でも格闘技が使えますし、半自動的に動く無垢の巨人とは違って自分の意志で巨人の体を動かせます。

また、九つの巨人はそれぞれ特殊な能力を持っています。
「鎧の巨人」なら硬化能力、「始祖の巨人」なら巨人のコントロールといった具合に、特殊能力を駆使して戦闘に参加できるのです。

そのため九つの巨人を有することは多大な軍事力を握ることと同義であり、九つの巨人を複数所有しているマーレは世界的な大国になっています。

エレン・イェーガー

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進撃の巨人・始祖の巨人・戦鎚の巨人

まずは言わずと知れた本作の主人公、エレン・イェーガー

エレンは父親のグリシャ・イェーガーから「進撃の巨人」と「始祖の巨人」を継承しており、初期から巨人化能力を使えた人物です。

特に「始祖の巨人」は九つの巨人の中でも最も強力な力を秘めているため、今やエレンは世界情勢に最も影響を与えかねない重要人物になっています。

そしてマーレへの潜入任務において、エレンは新たに「戦鎚の巨人」を継承することに成功しました。
「戦鎚の巨人」は硬化能力を自由自在に操ることのできる強力な巨人であり、これによってエレンの戦力は作中屈指のレベルに達しています。

巨人化能力者は数いれど、九つの巨人を三種類も継承するという偉業を成し遂げたのは今のところ彼だけです。

エレン・イェーガー(進撃の巨人・始祖の巨人・戦鎚の巨人状態)

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エレン・イェーガーが巨人化すると、体高15メートル級の巨人となります。九つの巨人としては、ごく平均的なサイズです。

顔立ちや動き方がエヴァンゲリオンに似ているということで、エレンの巨人体はファンの間で「エレンゲリオン」と呼ばれることも。

エレンは三種類の巨人を体に宿していますが、それによって見た目が大きく変わるということもありません。
「戦鎚の巨人」を取ったのは比較的最近の出来事ですが、三種持ちになって以降もほとんど同じ見た目のまま巨人化しています。

どうやら巨人体の見た目は九つの巨人の種類というより、人間状態の本人の外見によって決まるようです。

エレン・イェーガー(子供時代・無垢の巨人状体)

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エレン・イェーガーが初めて巨人化したのは、彼が10歳の頃でした。

父親であるグリシャ・イェーガーに巨人化の薬品を打たれ、巨人化したその場で父親を捕食しています。

その当時のエレンの巨人体は、今のエレンの巨人体とは姿が大きく異なります。
大きさが体高4メートルに留まっていることや、見た目が子供時代のエレンに寄っているのが特徴ですね。

巨人の姿が「変身した時点の外見」に引っ張られるということがわかる、貴重な資料だと思います。

アルミン・アルレルト

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超大型巨人

アルミン・アルレルトは、現在の「超大型巨人」の継承者です。

「超大型巨人」は九つの巨人の中でも特に破壊力に長けた巨人で、ひとたび巨人化すれば周囲の街を丸ごと吹き飛ばすことすら可能。
生きた爆弾のような存在なので、パラディ島の戦力的にもかなり大きな存在になっています。

アルミンは「超大型巨人」の前任者であるベルトルト・フーバーを捕食することでこの能力を得ました。
継承の直前、アルミンはベルトルトの攻撃によって瀕死の重傷を負っていたのですが、巨人の力を継承したことで一命をとりとめています。

このように巨人の継承によって、怪我が治癒するケースもあるのです。

アルミン・アルレルト(超大型巨人状態)

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アルミン・アルレルトが巨人化すると、「超大型巨人」になります。

「超大型巨人」は九つの巨人の中でも特にサイズの大きい巨人で、その体高は60メートルにも達します。
ただし体高60メートルというデータは前任者のベルトルト時代のものなので、アルミンの「超大型巨人」は多少サイズが異なっている可能性もあります。

ベルトルトと比べると、アルミンの「超大型巨人」は全体的に細身なのが特徴ですね。
顔のデザインは頭蓋骨になっていますし、腹部にはアバラが浮いています。全身筋肉といった様相だったベルトルトの「超大型巨人」とは違い、アルミンはガリガリです。

アルミンはどちらかといえば肉体よりも頭脳にステータスを振ったキャラクターなので、彼の身体能力の低さが巨人体にも表れているのかもしれません。

アルミン・アルレルト(無垢の巨人状態)

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こちらは、アルミン・アルレルトが「超大型巨人」を継承していない状態の巨人。
いわゆる「無垢の巨人」の状態がこれで、この後ベルトルトを捕食して「超大型巨人」になりました。

同じ人物が変身していても、「無垢の巨人」と「超大型巨人」では見た目が大きく違いますね。
「無垢の巨人」のアルミンには人間の面影がありますが、「超大型巨人」になると髪や体格が大きく変わるので、元がアルミンだと判別するのは難しくなります。

変身者がアルミンだと判別できる要素は、せいぜい細身の体型くらいといったところでしょうか。

ライナー・ブラウン

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鎧の巨人

ライナー・ブラウンは、現在「鎧の巨人」を持っている人物です。

「鎧の巨人」の力でウォール・マリアを陥落させた張本人であり、シガンシナ区に住んでいたエレンやミカサにとっては仇ともいえる存在。
硬質化能力で全身を覆っている「鎧の巨人」は攻撃にも防御にも優れており、マーレにとっては大きな戦力となっている一人です。

「鎧の巨人」は最も出番の多い巨人のひとつですが、実は意外に情報が少ない巨人でもあります。
他の巨人は前任者の情報が少なからず出ているのですが、「鎧の巨人」ことライナーの前任者が誰だったのかは今でも不明です。

能力的に安定している巨人なので、それだけ前任者が事故死する可能性が低かったということなのかもしれませんが。

ライナー・ブラウン(鎧の巨人状態)

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ライナー・ブラウンが巨人化すると、このような形態に変化します。

「鎧の巨人」らしく前進が硬質的な皮膚に覆われており、他の巨人の攻撃では簡単にダメージを負わせることができません。
特に巨人の弱点となるうなじはしっかりと硬化させているため、調査兵団の刃も通らないのです。

ライナー巨人の体高は15メートルと、九つの巨人の中では平均的です。
エレン巨人ともほぼ同じサイズなので、二人が巨人化した状態で戦うときは格闘戦に持ち込まれがちです。

アニ・レオンハート

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女型の巨人

アニ・レオンハートは「女型の巨人」の能力を持ちます。

彼女は正体を隠して壁内に潜伏し、数年間にわたってエレンたち第104期のメンバーに紛れ込んでいました。
現在はエレンや調査兵団との戦いで敗北し、最後の力で硬質化して結晶の中で眠りについています。

戦いから数年が経過した現在でも眠りから覚めていないため、アニの体は今でも兵団に保管されているようです。
もしも誰かが巨人化してアニを捕食すれば、彼女の「女型の巨人」の力を継承することもできるでしょう。

アニ・レオンハート(女型の巨人状態)

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アニ・レオンハートが巨人化すると、世にも珍しい「女型の巨人」の姿になります。

元が男性でも女性でも、巨人化の薬を投与されると普通は「男性の姿」になるため、外見ですぐに女性だとわかるのはアニの「女型の巨人」だけです。

体高は14メートルと九つの巨人の中ではやや低め。アニの巨人体らしいしなやかで筋肉質な肉体が解く特徴です。

「女型の巨人」は、九つの巨人が使える特殊な能力を少しづつ使用することができます。
例えば「鎧の巨人」のように硬質化を使ったり、「始祖の巨人」のように巨人たちを呼び寄せたり…といった具合です。

アニはもともと持っていた格闘センスの高さに加え、「女型の巨人」の能力を駆使して調査兵団にも多大な損害を与えました。

ジーク・イェーガー

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獣の巨人

ジーク・イェーガーは「獣の巨人」の継承者です。

実は「獣の巨人」は九つの巨人の中でもパッとしない能力だと言われており、猿のような見た目と、身体能力が多少高い以外には特徴がないとされていました。
しかしジークに継承された途端、「獣の巨人」は九つの巨人の中でも特に恐るべき力へと進化を遂げています。

というのも、ジークにはエルディア人の王家の血が流れているため、本来「獣の巨人」には備わっていなかった「巨人を操る力」を駆使することができるためです。

またジークは「獣の巨人」の長い手足を活かし、巨大な岩を全力で相手に投げつける「投擲」を編み出すことに成功しました。

これらの戦法の確率により、「獣の巨人」の地位は格段に上がっているといえます。

ジーク・イェーガー(獣の巨人状態)

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「獣の巨人」は、その名の通り人間離れした獣のような姿になれる巨人体です。

ジークが変身すると巨大なオランウータンのような姿になり、長い手足を使ってトリッキーな戦い方ができるようになります。
体高は17メートルとなっており、九つの巨人の中では「超大型巨人」に次いで巨大ですね。

オランウータン寄りの姿になるため、変身者であるジークの面影はあまりありません。
しかし「獣の巨人」は一般的な巨人とは違って巨人化状態でも喋ることができるため、言葉を話すシーンではジークの面影が感じられます。

ポルコ・ガリア―ド

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顎の巨人

ポルコ・ガリア―ドは、現在の「顎の巨人」の継承者です。

顎の巨人の最大の特徴は鋭いキバと強靭なアゴで、噛みつきの威力が他の巨人とは桁違いです。
巨人体のエレンがどうやっても傷つけられなかった「戦鎚の巨人」の結晶体すら、「顎の巨人」ならやすやすと砕いてしまえるほど。

その代わり、顎の巨人は九つの巨人の中で最も小柄な巨人でもあります。
ポルコの巨人体の正確な体高は今のところ不明ですが、戦っている描写を見る限り、せいぜい大きさはエレン巨人の半分程度といったところ。

小柄なのでパワーでは他の巨人に劣りますが、素早く小回りが利く戦い方ができるのが「顎の巨人」のメリットだといえるでしょう。

ポルコ・ガリア―ド(顎の巨人状態)

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「顎の巨人」となったポルコ・ガリア―ドには、トラバサミのように鋭く硬いキバがついています。
体高の低さの割に顔が大きいのが特徴で、その巨大かつ強靭なアゴを使って敵を噛み砕きます。

また前任者のユミルがそうであったように、「顎の巨人」になったポルコは四足歩行で移動します。
ただし「車力の巨人」とは違って四足歩行オンリーというわけではなく、いざ戦闘が始まれば立ち上がって手を自由に使うこともできます。
手には「戦鎚の巨人」の結晶体にキズをつけられるほど鋭い爪がついています。

ピーク

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車力の巨人

マーレの戦士の一人、ピークは「車力の巨人」を継承しています。

「車力の巨人」は完全四足歩行型の巨人で、その背中に物資を積み込んで運搬したり、戦車のようなユニットを付けて移動砲台として戦闘することができます。

また、「獣の巨人」と同様に巨人化した状態でも言葉を話せるため、斥候としての活躍にも期待できます。

「車力の巨人」が他の九つの巨人よりも優れている点は、なんといっても持続力が高いことでしょう。

九つの巨人の力は変身者に大きな負担をかけるため、変身しつづけていられる時間や、連続して変身できる回数にも限度があります。
ところが「車力の巨人」だけは別格で、ピークはひとたび「車力の巨人」になればそのまま2ヵ月間は巨人状態のままで過ごしていられるとのこと。

ピーク(車力の巨人状態)

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現在の九つの巨人継承者の中で、巨人化すると最も見た目が変わるのがピークかもしれません。
ピークが「車力の巨人」になると馬のような面長の顔つきになり、また髪型もなぜか短髪になってしまいます。
この巨人の正体がピークだということはおろか、変身者が女性だと判別することすらも困難な姿です。

「車力の巨人」は登場する度に新しい兵装ユニットを担いでいるのも面白いですね。
初登場時は長期任務に使う物資の運搬だけを担当していましたが、機関銃や対巨人砲を背負うことで「歩く戦車」になるのが特徴的。

最初はサポート専用の巨人なのかと思われていましたが、兵装次第では九つの巨人のどれよりも脅威になりうる能力だと思います。

【前任】かつて九つの巨人を持っていた人物

九つの巨人の前任者について

ここでは九つの巨人の前任者たちを紹介していこうと思います。

特別な巨人の力は「九つの巨人の所有者を捕食する」ことで次世代に継承されていきます。
そうでなくとも九つの巨人の継承者は13年で死亡してしまうこともあり、ここで紹介する前任者たちは全員故人ということになります。

同じ巨人を継承していても、前任者と現在の継承者では巨人化した姿が大きく異なります。
また「獣の巨人」に代表されるように、世代間で能力値が異なるというケースも確認されているようです。

しかし、能力の方向性は世代間でも全く変わりません。
「超大型巨人」なら質量と熱、「鎧の巨人」なら硬質化というように、その巨人の根幹となる能力はそのまま受け継がれていくのです。

ベルトルト・フーバー

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超大型巨人(先代)

ベルトルト・フーバーは、「超大型巨人」の前任者です。

シガンシナ区の奪還作戦において、エレンとアルミンの連携に前に敗れ去り、巨人化したアルミンに捕食されて死亡しました。
これによって長年マーレが独占してきた「超大型巨人」の力は、パラディ島勢のアルミンに受け継がれています。

ベルトルトがパラディ島に来た理由は、壁内のどこかにある「始祖の巨人」の力を奪取するためでした。

そのために彼は「超大型巨人」の圧倒的な力を使ってウォール・マリアの壁を破壊、そのまま一般人に紛れて壁内に潜入しています。

故郷を破壊しつくされたエレンたちにとって、ベルトルトの巨人体は長らく恐怖と憎しみの象徴でもありました。

ベルトルト・フーバー(超大型巨人状態)

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こちらがベルトルト・フーバーが巨人化した状態。

これは進撃の巨人という作品を象徴するような巨人であり、本作を読んでいない人からの知名度も高い一体ですね。
ウォール・マリアの壁から覗くベルトルト巨人の顔は、多くの読者に恐怖と驚きを与えました。

ベルトルトの巨人体は、体高60メートルという破格のサイズ感になっています。
アルミンの「超大型巨人」に比べて筋肉質であり、人体模型のような外見をしていますね。

しかしその顔をよ~く見てみると、目の形がちゃんとベルトルトと同じで、序盤からこんな大きな伏線を仕込んでいた作者の力量に驚きます。

ユミル

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顎の巨人(先代)

ユミルは、エレンたちと同期の第104期生の女性です。

兵団に入る前から「顎の巨人」を保有していましたが、巨人化能力者であることは長らく隠していました。
ウトガルト城の戦いでピンチに陥った同期の仲間を救うため、やむを得ず巨人化したことで正体が明らかになっています。

人間の状態でもかなり高い戦闘能力をもっており、その才能は104期でも上位10人に入るほどだと目されていました。

実際には卒業時の上位10人に入っていなかったのですが、それも「クリスタを上位10人に入れるため、周囲を蹴落としながら成績を調整していたため」だと明かされています。

ユミル(顎の巨人状態)

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こちらが、「顎の巨人」の能力を行使した状態のユミルです。

九つの巨人の中ではかなり小柄で、体高はおよそ5メートルしかありません。
そのため腕力や膂力では他の巨人化能力者に劣りますが、「顎の巨人」らしく機動性の高い戦闘が可能となっています。

小さいからといって決して弱いわけではなく、ユミル単体でも地形の利が取れれば「超大型巨人」や「鎧の巨人」に勝つことができるとのこと。

ユミルは特殊な境遇の持ち主だったため、純粋に壁内人類の味方というわけではなかったのですが、もしも彼女が初めから全面的に協力してくれていたら…
きっと今とは全く違った世界になっていたことでしょうね。

ユミル(無垢の巨人状態)

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ユミルに関しては、原作でも数コマだけですが「無垢の巨人」状態が描かれています。

もともとユミルはパラディ島内ならどこにでもいる無垢の巨人の一体だったのですが、たまたま遭遇した「顎の巨人」の保有者・マルセルを捕食したことで能力を継承しています。

無垢の巨人だった頃の姿を見てみると、意外にも「顎の巨人」の時とほとんど姿が変わりません。
ユミル巨人の鋭いキバは「顎の巨人」を継承した影響で生えてきたのかと思いきや、無垢の巨人の頃から生えていたキバだったことがわかります。

巨人の種類にもよるのでしょうが、九つの巨人を継承したからといって巨人体に大きな影響がでるわけではないのですね。

グリシャ・イェーガー

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進撃の巨人・始祖の巨人(先代)

グリシャ・イェーガーは、「進撃の巨人」と「始祖の巨人」を持っていた人物です。

エレンとジークの実の父親であり、表向きは平凡な医者として暮らしていましたが、その正体はエルディア人の解放を目指す反乱軍の中心人物でした。
エルディア人復権派の間で代々受け継がれてきた「進撃の巨人」を持ってパラディ島に入り、その後レイス家から「始祖の巨人」を奪還したことで二種持ちの巨人となっています。

作中でもかなり珍しい二種持ちの巨人なので、ポテンシャルだけで言えばトップクラスの巨人だと思われます。

しかし本業が兵士であるエレンたちと違い、グリシャの本業は戦闘とは程遠い医者なので、実際にはそれほど戦闘能力が高かったというわけではないようです。

「始祖の巨人」を持つフリーダに勝てたことも、単に「巨人の力を継承したばかりのフリーダが、始祖の力を上手く使いこなせなかったから」だと説明されています。

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人状態)

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こちらが、「進撃の巨人」の力を使った状態のグリシャ・イェーガー。

体高は15メートルで、九つの巨人としては平均的なサイズといえますね。
しかし「鎧の巨人」よりも広い肩幅と、「獣の巨人」に匹敵するほど長い手を持っているため、なんとなくエレン巨人よりも強そうに見えます。

グリシャはこの後、フリーダを捕食して「始祖の巨人」を奪い取るわけですが…
「始祖の巨人」を奪った後は一度も巨人化することなくその力をエレンに託しているため、二種持ちになったことで巨人体に変化が起きたのかどうかは謎のままです。

フリーダ・レイス

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始祖の巨人(2代前)

フリーダ・レイスは、壁内人類の真の王であるレイス家の長女です。

先代のウーリ・レイスから「始祖の巨人」を受け継ぎ、壁内人類の象徴的な存在として崇められていました。
また、ヒストリアにとっては異母姉妹の姉にあたる人物です。

レイス家の血と「始祖の巨人」の力が合わせもっているため、本来ならば最強の巨人というにふさわしい力を持っています。

ところが継承から間もない段階でグリシャ・イェーガーの襲撃を受けてしまったため、その真価を発揮することができず「始祖の巨人」を奪われてしまいました。

フリーダ・レイス(始祖の巨人状態)

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フリーダ・レイスの巨人体は、人間の時の姿がちゃんと反映された姿になっていますね。

巨人化すると元の顔がまったく判別できなくなる巨人も多いですが、フリーダ巨人は少なくとも変身者が女性であることは判別できます。
どことなく、ヒストリアの顔にも似ている気がしますね。

フリーダ巨人の体高は約13メートルであり、「顎の巨人」ほどではありませんが九つの巨人の中では小柄です。
本来ならば他の巨人を操る力を持った巨人なので、正面きっての戦闘は想定していない作りなのかもしれません。

こう見ると、戦闘特化の「進撃の巨人」にフリーダ巨人が敗北してしまった理由も分かる気がします。

ウーリ・レイス

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始祖の巨人(3代前)

ウーリ・レイスは、レイス家当主ロッド・レイスの弟にして「始祖の巨人」の保有者だった人物です。

エレンから見れば3代前の継承者ですね。若い頃は「始祖の巨人」の力を使って壁外の巨人たちを打ち滅ぼそうと考えていましたが、継承後は初代レイス王の思想に支配されてしまいました。

初代レイス王の思想に取りつかれているため基本的には平和主義者ですが、巨人の力を操る技術は相当高いです。

作中でも屈指の実力者であるケニー・アッカーマンをアッサリ返り討ちにするシーンは、本来の「始祖の巨人」のポテンシャルの高さを思わせます。

まだ継承者として未熟だったフリーダとは違い、「始祖の巨人」の真価のひとつである記憶改竄能力も使うことができたようです。

ウーリ・レイス(始祖の巨人状態)

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ウーリ・レイスの巨人体は、原作でも数コマしか登場していないので少々謎が多いです。

ケニーとの戦闘中にも関わらずウーリ本体の顔が出ていることから、巨人の体を部分的に出現させることが可能だった可能性があります。

ちょうど、ミカサとアルミンを砲撃から守った時のエレンのような巨人化の使い方ですね。

骨だけの部分と筋肉の部分に分かれているのを見るに、ウーリは戦いに必要な部分だけを巨人化させたのかもしれません。

もしも本当にそんなことができたのだとすれば、彼の巨人化のコントロール技術は驚嘆に値するといえるでしょう。

エレン・クルーガー

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進撃の巨人(2代前)

エレン・クルーガーは、マーレ治安当局の職員として働いていた人物です。

しかしその正体はエルディア復権を望むスパイ「フクロウ」であり、「進撃の巨人」の継承者でもありました。
継承者の寿命である13年ギリギリまで生き続けたのち、「進撃の巨人」の力をグリシャに託しました。

当時まだ生まれてもいないはずのミカサやアルミンの名を口にしたり、エレンと同じ名前だったりと今なお謎の多い人物。

すでに死亡した人物ではありますが、「進撃の巨人」の継承者の記憶を通してエレンたちの世代とも繋がっているのかもしれません。

エレン・クルーガー(進撃の巨人状態)

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自分がフクロウだと正体を明かしたあと、エレン・クルーガーは「進撃の巨人」の姿をグリシャに見せています。
その際、パラディ島まで乗ってきたマーレの船を真っ二つに割って破壊していました。

エレン・クルーガーが巨人化したシーンは今のところこのワンシーンのみなので詳細は不明ですが…
ざっと見て体高は15メートル級といったところでしょうか。九つの巨人の中では平均的な部類に入りますね。

また、俯いていたので顔はよく見えませんが、不自然なほど現代のエレン巨人に似た姿をしているところが気になります。

ヴィリー・タイバーの妹

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戦鎚の巨人(先代)

本名は未だ不明のままですが、先代の「戦鎚の巨人」だったのがヴィリー・タイバーの妹

タイバー家はエルディア帝国時代の貴族で、代々「戦鎚の巨人」を守り続けてきた一族です。
そしてタイバー家における最後の継承者となったのが、当主であるヴィリー・タイバーの妹でした。

本来「戦鎚の巨人」は兄であるヴィリー・タイバーが継承するはずでしたが、彼が一族を護る役目のために継承を拒否。代わりにその力を受け継ぐことになったのが彼の妹でした。

誰が継承者なのか分かりにくくする目的もあったのか、彼女は明家の当主の妹には見えないほど質素な恰好をしています。どちらかといえば、召使いの女性にも見えますね。

しかし継承者としての役目はしっかりこなしており、エレン巨人の突然の襲撃にも眉一つ動かさずに対応する冷静さがあります。

ヴィリー・タイバーの妹(戦鎚の巨人状態)

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ヴィリー・タイバーの妹が「戦鎚の巨人」の力を行使すると、このような姿になります。

一般的に巨人はグロテスクな見た目になることが多いですが、「戦鎚の巨人」は神話に出てくる神様を彷彿とさせるようなカッコいい見た目をしています。

また「戦鎚の巨人」と言うだけあって、巨人化するとハンマーのような武器が生成されるのも特徴です。

ただし「戦鎚の巨人」はかなり特殊な巨人で、この姿はあくまで硬質化の能力で作り出されたダミーにすぎません。

ヴィリー・タイバーの妹本人は巨人のうなじに入っているわけではなく、硬質化で作られた地中の結晶の中に身を隠しています。

トム・クサヴァー

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獣の巨人(先代)

トム・クサヴァーは、ジークから見て先代の「獣の巨人」にあたる人物です。

九つの巨人の継承者ですが非戦闘員だったらしく、巨人学の研究者としてマーレに貢献していたようです。
そのため、作中で彼が巨人化した姿は今のところ一度も描かれていません。

今でこそ最強格の巨人である「獣の巨人」ですが、ジークが継承する前は九つの巨人の中でも下位の巨人とされていました。

現代の「獣の巨人」はジークの身体能力と王家の血で強化されていますが、それまでは「他の巨人よりはちょっと運動神経が高い」程度の扱いだったようです。

あまり役に立たないという前提があったからこそ、戦闘のいざこざで敵国に奪われるくらいなら非戦闘員として大人しくしていてくれたほうが都合がよかったのかもしれません。

マルセル・ガリアード

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顎の巨人(2代前)

マルセル・ガリア―ドは、マーレの戦士としてパラディ島潜入任務に就いていた少年です。

ライナーやベルトルトから慕われるリーダー的な存在であり、体力と機転の良さから「顎の巨人」の継承者に選ばれています。
しかし作中では一度も巨人化することなく、無垢の巨人として徘徊していたユミルに捕食され死亡しました。

当時のマーレの戦士の中でも特に有能な人物だったため、ちゃんと巨人化して戦えていたら大活躍できたはずなのですが…

「まだ巨人化を上手く使いこなせない」という、フリーダと似たような理由で死亡する羽目になりました。

ロッド・レイスの父

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始祖の巨人

ロッド・レイスの父は、ほとんど情報のない人物です。

しかし彼はウーリ・レイスから見て先代、エレンからみて4代前の「始祖の巨人」の持ち主であったことはわかっています。

正当なレイス家の血を引く人物であり、また任期中にトラブルもなく「始祖の巨人」を持ち続けているため、巨人としては最強クラスの力を持っていたと予想されます。

ただしウーリやフリーダがそうであったように、「始祖の巨人」を継承したレイス家の人間は初代レイス王の思想に取りつかれてしまいます。
よってロッド・レイスの父も「始祖の巨人」の力を必要以上に行使することはなかったと考えられます。

初代レイス王(カール・フリッツ145世)

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始祖の巨人(?代前)

初代レイス王は、パラディ島に三重の壁を築き、壁内の国を作り上げた張本人です。

本名はカール・フリッツといい、巨人の力で世界を統治した大国・エルディア帝国の145代目の国王でした。
しかし巨人大戦によってエルディア帝国は衰退の一途をたどり、カール・フリッツは生き残った国民を連れてパラディ島に入り、初代レイス王となりました。

まだまだ謎多き人物ですが、初代レイス王の名は作中でも幾度となく登場していますね。

彼が行った「不戦の契り」のせいでパラディ島の人々は「始祖の巨人」の力を100%発揮できなくなっています。

100年以上前の人物であることはわかっているのですが、今のところエレンから見て何代前の継承者なのかは不明です。

ユミル・フリッツ

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始祖の巨人(?代前・初代)

ユミル・フリッツは約1870年前の人物で、エルディア人の始祖となった女性です。

言い伝えによれば、彼女が大地の悪魔と契約したことでエルディア人は巨人の力を使えるようになったとされています。

全ての巨人の始祖である彼女ですが、彼女自身が持っていた能力は「始祖の巨人」だけだったようです。

ユミル・フリッツの死後、彼女の魂を九つに分けたことで「九つの巨人」ができたと言い伝えられていますが、こちらも今のところ詳細は不明。

まだまだ情報の少ない人物ですが、ユミル・フリッツは間違いなく本作の最重要人物といえるでしょう。

無垢の巨人と化した人物

無垢の巨人とは?

九つの巨人とは違い、なんの特殊能力も持っていない普通の巨人のことを「無垢の巨人」といいます。
一度 無垢の巨人になると人間らしい知性を失い、ただ人間の気配を求めて徘徊し続ける化物と化します。
長い間パラディ島をさまよっていたユミルいわく、無垢の巨人として生きることは「覚めない悪夢を見ているかのよう」だったそうです。

無垢の巨人になってしまった場合、自らの意思で人間に戻ることはできません。
人間に戻るためには「九つの巨人」を継承するしかなく、そうでなければ永遠に彷徨うか、誰かに殺されるのを待つしかありません。

不幸な境遇をもつキャラクターが多い本作においても、無垢の巨人はもっとも悲劇的な運命を辿る者たちだといえるでしょう。

ロッド・レイス

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ロッド・レイスは、壁中人類の真の王家であるレイス家の当主です。

ヒストリアやフリーダの実の父親であり、巨人について正しい知識を持つ壁内では数少ない人物でした。

レイス家に代々受け継がれてきた「始祖の巨人」は、彼の弟であるウーリと、長女であるフリーダに継承されています。
そのためロッド・レイス自身が巨人になる予定はなかったのですが、次の継承者になるはずだったヒストリアが反抗したため、やむを得ず自らを巨人化しました。

正しくは注射器で打つはずの巨人化薬を飲んだ影響なのか、はたまたレイス家の血筋だった影響なのかは不明ですが、ロッド・レイスの巨人体は全巨人の中でも最大のサイズになっています。

通称:ロッド・レイス巨人 / 超超大型巨人

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こちらが、巨人化薬を飲むことで巨人化したロッド・レイスの姿です。

全長120メートル、体高40メートル、あの「超大型巨人」をも遥かに凌ぐ規格外の大きさを持つ巨人となっています。

九つの巨人の力を持っているわけではないので分類的には「無垢の巨人」なのですが、他の巨人とはあまりにも異質なため「ロッド・レイス巨人」や「超超大型巨人」等の呼び名で分けて呼ばれます。

巨大すぎて立ち上がれず、這って進むしかないという失敗作の巨人にも関わらず、その質量だけで九つの巨人に匹敵する厄介さをみせました。

動きは緩慢でも力が強すぎて止められず、「超大型巨人」のように高熱を発しているため近づけず、体重をかけただけで壁が破壊されかねない…
調査兵団とヒストリアの機転で何とか倒せましたが、一歩間違えば本当に壁中人類を全滅させていたかもしれない巨人でした。

ダイナ・フリッツ

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ダイナ・フリッツはグリシャの妻であり、ジークの母親にあたる人物です。

ジークの密告によってグリシャと共にパラディ島に送られ、無垢の巨人として島内をさまよう羽目になりました。

フリッツという名前からわかる通り、彼女はレイス家と同じくエルディア王族の末裔です。

ジークが「獣の巨人」の力を120%引き出せるのも彼女から王族の血を受け継いでいるからであり、本作においては非常に重要な役どころの人物だったといえます。

通称:カルライーター

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ダイナ・フリッツが巨人化した姿がこちらです。

エレンにとっては宿敵ともいえる巨人であり、読者にとっても特に印象深い巨人ですよね。
そう、エレンの母親と、ハンネスを捕食したあの巨人です。

エレンの母親の名前がカルラだったことから、ファンの間ではこの巨人を「カルライーター」と呼びます。

ダイナは巨人化する直前、グリシャに対して「どんな姿になってもあなたを探し出すから」と宣言しており、本当に巨人化したままグリシャの自宅に辿りついています。

それで起こった出来事は感動の再会ではなく、後妻であるカルラの捕食だったわけですが…なんともやるせない展開でした。

ユミルの信者

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始祖ユミルを信仰するエルディア人の宗教団体で、御神体代わりになっていたユミル。

かつて、そんなユミルを信奉していた女性信者もまた「無垢の巨人」にさせられた一人です。

マーレの管制課でひっそりと活動していた宗教団体ですが、その活動がマーレへの反逆にあたるとして、教団ごとパラディ島送りにされています。

かなり信仰心の強い信者だったのか、巨人化しているにも関わらず「ユミルさま」などの言葉を発したとして調査兵団を驚かせました。

通称:イルゼイーター

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巨人化したユミルの信者は、一般に「イルゼイーター」と呼ばれます。

これは、調査兵団の女性兵士イルゼ・ラングナーを捕食しているためです。

イルゼイーターは完全な奇行種で、追い詰めたイルゼ・ラングナーをすぐには捕食せず、「ユミルの民」「ユミル様」「よくぞ」と喋りました。

九つの巨人ならともかく、知性をもたないはずの無垢の巨人が言葉を発するというのはかなりのレアケースです。

コニーの母親

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ジークによって村ごと巨人化させられたラガコ村において、唯一の生き残りとなっているのがコニーの母親です。

生き残りとはいっても無事というわけではなく、無垢の巨人と化したまま村に放置されているというのが現状です。

巨人の正体が人間である、ということを裏付けるキッカケになった人物でもありますね。
巨人化失敗により自宅でそのまま動けなくなっていたことが、「人間が巨人に変身したのでは」という推理に繋がりました。

コニーの母親(無垢の巨人状態)

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こちらが巨人化したコニーの母親。無垢の巨人の中では、わりと人間時代の顔つきをそのまま再現できている気がします。

しかし何故か巨人化に失敗しているため、顔と胴体の大きさのわりに手足が細く、仰向けのまま歩けない姿になってしまいました。

もしも問題なく巨人化していた場合は調査兵団に狩られていたでしょうから、コニーにとっては僥倖だったといえます。

巨人化に失敗した影響もあるのか、無垢の巨人にも関わらず自分の息子を判別できているような描写もあります。
コニーが近寄ってきた際に「オアエリ(おかえり)」と発言しており、このことも巨人の正体に迫る大きなヒントになりました。

エルディア復権派メンバー①

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第104期の女性兵士、ミーナ・カロライナを捕食した巨人は通称「覗き込む巨人」と呼ばれています。

立体機動装置のワイヤーを引っかけて落下したミーナを、険しい顔でじっと覗き込むようなシーンが印象的な巨人ですね。
初期に登場した巨人の中でも特に有名な一体です。

そんな覗き込む巨人の正体は、グリシャと共にマーレに逆らったエルディア復権派メンバーの一人でした。
巨人化しているのに顔がほとんど変わっていませんね。ここまで全く同じ顔の巨人になるというのも珍しいケースだと思います。

通称:覗き込む巨人 / ミーナイーター

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覗き込む巨人は、ミーナを捕食したことから「ミーナイーター」とも呼ばれていますね。

体高3~4メートルとあまり大きくない巨人だったせいで、捕食シーンが妙にリアルで怖かった印象があります…
一口でパクっと食べるのではなく、頭から少しづつ噛み砕いていくのがトラウマ級の恐ろしさです。

また、この巨人の「覗き込む」という行動は獲物を食べる前の習性になっているらしく、グロス曹長も覗き込まれた後に捕食されていました。

無垢の巨人は特徴がないと思われがちですが、実は一体一体に違った捕食方法があったりするのも面白いところです。

エルディア復権派メンバー②

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通称「トーマスイーター」と呼ばれている巨人がいます。

エレンの同期だった兵士トーマス・ワグナーを捕食したことからそう呼ばれるようになりました。

この巨人の正体もまた、グリシャと共にパラディ島送りになったエルディア復権派メンバーの一人です。
名前は不明ですが、顔つきは人間時代と巨人化したあとで大差ないのですぐに判別できますね。

通称:トーマスイーター

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トーマスイーターは奇行種として描かれています。

通常の巨人は人間を手で捕まえて食べますが、トーマスイーターは走高跳びの要領で屋根に飛びつき、噛みつくようにして人間を捕まえていました。

この巨人がトーマスに噛みつく前に「奇行種だ!」と言われていることから、他の団員も噛みつかれていた可能性があります。

その後、トーマスイーターは巨人化したエレンに遭遇し、エレン巨人にうなじを齧られて死亡しました。
エレンとの戦闘中の描写から、おおよそ10メートル級の巨人だったと推定されます。

エルディア復権派メンバー③

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エルディア復権派メンバーの一人が、通称「髭の巨人」になっています。

「髭の巨人」なんて呼ぶと九つの巨人の一体みたいですが、実際にはただ髭が生えているだけの無垢の巨人です。
髪の毛と繋がった長い髭が特徴の一体ですね。

この巨人についても長らく正体は不明のままでしたが、グリシャの過去編において髭の巨人によく似た男性が登場しました。

グリシャがエルディア復権派にメンバー入りする時の儀式で、左側からグリシャを焚きつけている髭の男性メンバーがその正体だと思われます。

通称:髭の巨人

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髭の巨人と化した彼は、多くの兵士たちを捕食しています。

確定しているだけでも5人以上の駐屯兵団の兵士と訓練兵を殺害しており、放っておけば更なる被害を及ぼしたであろうことは想像に難くありません。
およそ10メートル級の巨人だったとみられるため、調査兵団でも手を焼く一体だったことでしょう。

髭の巨人はアルミンを捕食しかけ、代わりに口の中に入ったエレンを一度は飲み込んでいます。
消化される前に巨人化したため無事でしたが、危うく主人公を殺しかけたというメタ的に恐るべき巨人です。

エルディア復権派メンバー④

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現在判明している中で、巨人化したエルディア復権派のメンバーの一人が彼です。

彼は通称「ビッグマウス巨人」と呼ばれる姿に変貌しており、その名の通り耳元まで避けた大きな口が特徴。

エルディア復権派では中心人物の一人だったのか、メンバー入りの儀式ではグリシャのすぐそばで彼を鼓舞していました。
…それにしても、こうして確認してみるとエルディア復権派のメンバーは厄介な巨人になった者がとても多いですね。

エルディア人の復興を願っているはずの彼らが、こうして同胞に甚大な被害を与え続けていたというのは皮肉な話です。

通称:ビッグマウス巨人

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こちらがビッグマウス巨人になった彼の姿。

口が大きく避けているせいで、常に不気味な笑みを浮かべているようにも見えます。
屈んだ状態で体高7メートル級と説明されていますが、立ち上がると10メートル級に達しそうです。

無垢の巨人の中では取り立てて有名な一体ではないと思いますが、実は兵団にかなり大きな被害を与えた巨人だったりします。

原作では、エレンの足を噛みちぎり、ミーナのワイヤーに手を引っかけて落とし、直後にミリウスとナックを捕食するというえげつない攻撃を僅か数ページで行っています。

無垢の巨人にしては異常なほど機動性が高く、その動きは「顎の巨人」を彷彿とさせます。

まとめ

というわけで、今回は「これまでに巨人化したキャラクターの一覧!巨人化前&巨人化後を比較してみた」をお届けしました!

原作29巻までに登場した巨人の中から、すでに正体が判明している全ての巨人を網羅してみたわけですが…いかがだったでしょうか。

巨人化前と巨人化後の姿を比較することで解ける謎も、むしろより一層深まる謎もありましたね。
深まった謎のほうは「進撃の巨人」原作にて明かされるのを待つしかありませんが、それも今後のお楽しみということで続きを待ちましょう!

無垢の巨人の正体はまだまだ謎が多いですが、こちらも今後すこしづつ正体が明かされていくかもしれませんね。

個人的にはミケを捕食した両目がデカい巨人の正体が知りたいところなのですが…(笑)
彼の正体が明かされたら、またこちらの記事でもご紹介させていただくかもしれません!

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