第10位 完全体須佐能乎(かんぜんたいすさのお)
須佐能乎は写輪眼の特殊効果の一つで、膨大なチャクラを練り上げて作った巨人の像を操る能力です。
不完全な状態ではガイコツの姿をしていますが、練度が高まって「完全体須佐能乎」になると生身の人間に近い姿に変貌します。
この術は、ナルトら人柱力の使う「尾獣化」に限りなく近い技だと考えることが出来ます。
完全体須佐能乎さえあれば尾獣に匹敵する戦闘力が得られるため、生身の人間が尾獣に立ち向かうための最適解の一つともいえるでしょうね。
また須佐能乎の能力は写輪眼に由来しますが、どうやら眼ではなく本人に宿る力であると見られます。
そのためイザナギ等を使用して失明した後であっても須佐能乎は使えるため、写輪眼の使い手にとっては最後の手段にもなり得ます。
第9位 求道玉(ぐどうだま)
求道玉は、六道仙術に目覚めた忍のみが使うことの出来る専用技です。
風遁・火遁・雷遁・土遁・水遁・陰遁・陽遁の全てを合わせ持った血継網羅で、術者の意のままに形を変えて使うことの出来る応用性の高い術です。
尾獣玉のように玉のまま射出することはもちろん、剣の形に変えて使ったり、盾代わりにしたり、足場として活用したり…応用性では数ある術の中でも断トツだといえるでしょう。
さらに求道玉は六道仙術に目覚めた者を除き、その他の全てを無に還す力を持ちます。
いわば「塵遁・原界剥離の術」の上位互換ですね。生物だろうと忍術だろうと触れた時点でアウト、ガードする術はありません。
これだけの術でありながら、デメリットも全くありません。
描写を見る限りいくらでも出せますし、術者への負担もなく自在に扱うことの出来る術なのです。
まぁ求道玉を使用できるのはハゴロモ・アシュラ・ナルト・オビト・マダラといったチートキャラに限られるので、求道玉がなかったところで一般の忍では相手にならないでしょうが…
第8位 六道の術(りくどうのじゅつ)
六道の術は輪廻眼の特殊効果の一つで、開眼すると反則級に強い7つの能力を操れるようになります。
地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道・外道それぞれに異なる効果があります。
- 地獄道は「冥府の王を口寄せする術」
- 餓鬼道は「忍術を吸収して無効化する術」
- 畜生道は「無尽蔵に口寄せが使える術」
- 修羅道は「オーバーテクノロジーのカラクリを口寄せする術」
- 人間道は「一瞬で人間の記憶と魂を抜き取る術」
- 天道は「引力と斥力を操る術」
- 外道は「生と死を司る術」
が使えます。
この術の使用者だった長門は、外道の術を使って死者を操り、それぞれに別の六道の術を持たせて遠隔操作していました。
一体でも厄介すぎる能力の持ち主がこれだけ集まったことで、木ノ葉隠れの里は一時全壊にまで追い込まれてしまっています。
第7位 仙法・木遁真数千手(せんぽう・もくとんしんすうせんじゅ)
仙法・木遁真数千手は、初代火影の千手柱間が使用した術です。
木遁忍術に仙術チャクラを練り込み、山をも凌駕する超巨大な千手観音像を出現させて使役します。
仙法・木遁真数千手を止めようと思ったら、もはや怪獣と戦うくらいの覚悟が必要になりそうです。
山よりもデカい人型の物体が襲い掛かってくるという時点で無理ゲーですが、これで本体(柱間)は別にいるのですからチートすぎます。
仮に千手観音を倒すことが出来たとしても、その背後にはほぼ無傷の初代火影が待ち構えているわけですからね…
しかもこの術、ただ攻撃力が高いだけの技とは違って応用力があるのも恐ろしいです。
千本の腕を完全に制御することが出来るため、作中ではマダラが九尾に着せていた須佐能乎を掴んで引き剥がすという離れ業をやってのけていました。
第6位 輪墓・辺獄(りんぼ・へんごく)
輪墓・辺獄は、六道状態のマダラが使用した術です。
これは「影のマダラを呼び出す術」なんですが、正直「え?どういうこと?」と戸惑った読者もいたのではないでしょうか。
簡単に言えば、輪墓・辺獄は「パラレルワールドの自分を召喚する術」です。
それも「輪墓」という目視も感知も出来ないズレた世界に召喚するため、術者以外には召喚されたマダラを見ることは出来ません。
それにも関わらず、パラレルワールドのマダラたちはこちらの世界に攻撃を仕掛けてくるため、一方的な蹂躙をも可能にしてしまうのです。
一人でも世界を滅ぼしかねないほど強いマダラが、4人にも5人にも増えてしまうわけです。それも透明な状態で。
対抗する方法は「①輪廻眼で視認する」か「②六道仙術で感知する」かの二択。感知できたところでおいそれと倒せる相手ではないので、それも厄介なのですが…
第5位 インドラの矢
インドラの矢は、サスケが使える中で最強の攻撃術です。
一尾~九尾まで全ての尾獣のチャクラを須佐能乎に練り込み、矢として射出するというのが大まかな仕組み。
雷の属性を持った矢は、まさしく雷のようなスピードと攻撃力を持って相手に突き刺さります。
一撃で地震・雷・洪水を引き起こすほどの威力を備えており、もはや術というよりも”天災”と称したほうがしっくりくるレベルの攻撃術となっています。
作中ではナルトの「超尾獣螺旋手裏剣」と相殺していたため、これと同等の威力を持っていると考えられます。
「超尾獣螺旋手裏剣」より下の順位につけたのは、単に「雷属性」に限られている分応用性で劣るから…というだけ。
攻撃力・攻撃範囲という観点では全く劣っていない上位術だと思われます。
第4位 超尾獣螺旋手裏剣(ちょうびじゅうらせんしゅりけん)
超尾獣螺旋手裏剣は、ナルトの最上位攻撃術です。
一尾~九尾まで全ての尾獣のチャクラを螺旋丸に反映させ、六道仙術のチャクラを持って射出します。
一個一個が従来とはケタ違いの巨大な螺旋手裏剣ですが、ナルトの場合は多重影分身を駆使するので余計に凶悪。
同時に9個の超尾獣螺旋手裏剣を放つことも出来るため、一ヵ所に集中攻撃を仕掛けて破壊力を増すことも、分けて放って広範囲爆撃を行うことも可能です。
また、螺旋手裏剣それぞれに尾獣のチャクラが練り込まれているため、一個づつ性質が違うというのもポイント。
相手の術にぶつけるなら有利な性質の螺旋手裏剣を選べますし、応用性ではサスケの「インドラの矢」よりも上と考えることが出来るでしょう。
第3位 天之御中(あめのみなか)
天之御中は大筒木カグヤが使用した術です。
その能力は「自身と周囲の者を異空間に転移させる」というもので、いわばパラレルワールドへのワープ能力といったところ。
作中では少なくとも、始球空間・溶岩の海・氷の空間・酸の海・超重力世界の6か所に転移することが出来ていました。
自分の有利なステージに移動するというよりは、いきなりワープして相手を殺す術という感じですね。
ナルトたちはなんとか切り抜けていましたが、普通は溶岩の海にいきなり放り出された時点で即死するでしょうから。
仮に生き残ったとしても、異空間に置き去りにして自分だけ元の世界に戻ってしまえば勝ち確ですよね。
ナルトやサスケに執着していたカグヤは異空間でそのまま戦いを続けていましたが、もしも置き去りにされていたらナルトたちに成す術はなかったのかもしれません。
第2位 神威(かむい)
神威は、写輪眼に由来する時空間忍術です。
作中では、はたけカカシ・うちはオビト・うちはマダラの3人が使用していました。
神威で出来ることは、大きく分けて
- 「現実世界の物を異空間に飛ばす」
- 「異空間の物を現実世界に戻す」
の2つ。
見るだけで異空間に飛ばせるので、相手を視認して異空間に閉じ込めてしまえばそれで戦闘終了です。
3位の「天之御中」と似ていますが、神威で作った異空間は何もない空間というだけで危険もないため、自分がピンチになったら異空間に逃げ込んで傷を癒すといった使い方も出来ます。
天之御中よりも応用性が高そうなので、今回のランキングでは上位に付けさせて頂きました。
わざと相手の体の一部だけを目視して「腕だけ」「頭だけ」を異空間に飛ばせば瞬時に切断することも可能ですし、自分の体の一部を異空間に飛ばすことで「攻撃のすり抜け」も可能。
いくつか弱点も存在するものの、正直これだけ大量のメリットがあれば気にもならないというレベルです。
第1位 無限月読(むげんつくよみ)
無限月読は最強の幻術と呼ばれる技で、NARUTOの作中ではこの術の発動を巡って戦争まで勃発しています。
一度発動してしまえば人間はおろか地球上すべての動物まで一度に幻術にかけることが出来るため、世界征服だろうと世界滅亡だろうと自由自在です。幻術にかかった人間は神樹に捕らわれてしまい、永遠に自分の見たい夢を見せられ続けます。
それはそれで幸せなのでは…?という気がしないでもありませんが、この特性を生かすためにマダラやオビトは暗躍し続けていたわけです。
ちなみに捕らわれた人間はやがてチャクラを吸い上げられ、白ゼツに変貌するという特性もあります。
発動させること自体が困難な術ではありますが、一度発動してしまえば止めるのも難しいという点で今回は1位にランクイン。
作中では結果的にナルトやサスケが止めてくれましたが、無限月読の術単体としての威力がトップクラスであることは紛れもない事実でしょう。
まとめ
というわけで今回は、NARUTOの最強術ランキングTOP20の発表でした!
NARUTOに登場した技を見返してみると、チート技というかハメ技というか…初見ではどんなに強いキャラでも対策のしようが無いような術が多かったですね。
ぶっ壊れ性能の技があまりにも多かったので、特にTOP10のランク付けには悩みました。今回のランキングに入っていない技で「これはチートだろ!」という技がありましたら、コメント欄で教えて頂ければ幸いです!
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