*画像出典:worldwithouthorizons.com
『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』は、山田風太郎の小説【甲賀忍法帖】を原作として作られた漫画・アニメです。この記事では、そんなバジリスクについてのあらすじと、主な登場キャラ20人の特徴と能力についてをわかりやすくご紹介しています。
バジリスクの基本情報
バジリスクの魅力
- 特殊な能力を持った忍者同士の戦いを描いた題材
- わかりやすいストーリー性
- 個性あるキャラクターたち
- 「せがわまさき」が描く魅力あるキャラクターデザイン
- 短いストーリーながらうまく完結された作品
それでは、バジリスクのアニメを元にして、あらすじについてを【簡単解説】していきます。
(漫画の原作はそのままフルでアニメ化されました)
『バジリスク』とはいったいどんなアニメなのか?
*画像出典:slugmag.com
忍者同士の戦い
『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』は簡単にいうと、長年いがみ合っている2つの一族
「甲賀(甲賀卍谷衆)」
vs
「伊賀(伊賀鍔隠れ衆)」
による忍者同士の殺し合いを描いたアニメです。
ただ、それだけ聞いたらただの”チャンバラ系アニメか”という印象を受けてしまいますよね。
でも、そういうわけではないんです。
時代の背景は、慶長19年
*画像出典:anime-impressions
時代の背景は徳川と豊臣の争いが決する前くらいのお話。
徳川家の江戸城内にて世継ぎを決する2派(竹千代派と三国千代派)の争いが行き詰まっていた。
この争いには家康も頭を抱えていおり、家康は徳川家の相談役である「南光坊天海」に何かよい解決案はないかを訪ねていた・・・
2派は互いに折れることはなく、このままでは剣術を用いた10番勝負(互いに10人づつ侍を出し合って1対1の殺し合いを10回行い勝っ方が多い方を勝ちとする手法)にて決着を付けざる得ない、そんな状況までに行き詰まってきていた。
しかし、世継ぎを決める争いだからといって徳川家の侍同士で殺し合いをさせるには惜しい。
そこで天海はこんな提案を家康にする、
というのはどうだろうか?と家康に訪ね、この提案を家康は受け入れた。
「伊賀」と「甲賀」
*画像出典:dclog.jp/
「伊賀」と「甲賀」は400年も前より戦い、殺し合っていたが、この数十年の間は決して戦うことはなかった。というよりそれを許されていなかった。
それはなぜか?
「伊賀」と「甲賀」というのは、普通の忍者とは違い”人知を超えた忍術(能力)を持った忍び同士”で、もしこの者たちが争いを続ければ、その忍術も当然ながら世に知れ渡ることになる。
そうなれば、必ずその力を利用して戦を起こす者もきっと後を絶たないだろう。
そう危険を悟った「初代服部半蔵」は、「伊賀」と「甲賀」をこれ以上戦わせないため【不戦の約定】というものを作り、互いに戦い合うことを一切禁じていた。
それだけではなく、この者たちを人目にさらされることを恐れ、両一族それぞれに人里離れた場所に住処を与え、そこで静かに暮らさせていたのだった。
両一族による長き因縁も終わろうとしていた・・・
*画像出典:chomanga.com/
里を与えられた両一族「伊賀」と「甲賀」は互いにいがみ合ってはいたものの、平穏の日々は続いていた。
そして、「伊賀」と「甲賀」の統領の孫である、伊賀の朧(おぼろ)と甲賀の甲賀弦之介(げんのすけ)は恋仲であり、さらには2人の祝言も間近に迫っていた。
これが実現することで長き因縁を終わらせていける、そう2人は願い愛し合っていた。
話は徳川家の世継ぎ問題へ戻る
「伊賀」と「甲賀」の殺し合いによって決する世継ぎ問題の提案を受け入れた家康は、両一族の統領を城内へ呼び付けた。
そこで家康は両者に巻物を手渡した。
家康は両統領に対して、
と公言した。
この瞬間、長きに渡り守られてきた【不戦の約定】が破られることとなってしまった。
これは同時に祝言を約束した伊賀の朧と甲賀の弦之介も宿敵同士となった瞬間でもあった。
こうして巻物に記された「伊賀」と「甲賀」の忍び10人による無残な殺し合いが始まっていく…。
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というあらすじ(ストーリー)です。
次のページからは、両一族10名に記された忍者(各キャラクター)たちをご紹介していきます!
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