東京グール”喰種限定”強さランキングまとめ10位～
第10位 ノロ/ノロイ
ノロは、アオギリの樹で幹部を務めていた喰種です。
口だけが描かれた不気味なマスクを着用しており、基本的に言葉を話すことはありません。
その正体はエトの育ての親・ノロイであり、エトの赫子を体内に取り込むことで常軌を逸した戦闘力を身に着けた喰種です。
ノロの赫子はヤツメウナギのようなグロテスクな形をしており、戦闘時には相手を丸かじりするように赫子を動かして攻撃します。
攻撃力もさることながら再生能力が異常なほどに高く、首を飛ばされても胴体を吹き飛ばされても数秒後には元通りになってしまいます。
あんていくの実力者3人に囲まれても無傷、単独でクインクスを壊滅寸前に追い込む等、実績だけを見ても恐ろしい相手だったことがわかりますね。
第9位 滝澤政道/オウル
東京喰種の世界で、主人公の金木に次ぐ超パワーアップを見せたキャラといえば滝澤政道ですね。
滝澤はもともと20区担当の爽やかな男性捜査官でしたが、梟討伐戦時にノロに捕獲され、半喰種化手術の実験体にされてしまいました。
喰種と化した彼に人間時代の面影はなく、強くなったと同時に「最も人格崩壊したキャラ」にもなってしまいました。
不殺の梟こと芳村功善の赫包を移植された彼は「オウル」と名乗る喰種になり、後天的に喰種となった人間の中でも希少な成功作と呼ばれました。
人間時代の性格とは一転、オウルは狂暴で冷酷な喰種になっており、実力ある捜査官を笑いながら虐殺するなどの行動が見られました。
アオギリの樹殲滅戦では、墓盗り・タタラ・法寺といった実力者をほとんど一方的に殺害しています。
第8位 帆糸ロマ
かつて、あんていくの従業員の一人だった帆糸ロマ。
最初はどう見ても弱そうな喰種といった印象でしたが、彼女の正体はSSSレートの超危険な喰種「うろんの母」でした。
作中で散々暴れまわった喰種集団「ピエロ」の創設者も彼女です。
若く見えますが実年齢は51歳で、若き日の和修常吉に討伐された経験もあるとのこと。
しかしロマは完全に赫者化している喰種であり、「強すぎて人生に退屈していた」という理由でわざと負傷したり捕縛される悪癖をもっています。
したがって作中での戦闘が全て本気だったというわけではないらしく、和修常吉に敗北したのもどの程度真面目に戦った結果だったのかは不明です。
第7位 神代叉栄/鯱
神代叉栄は、かつて6区のリーダーだった喰種です。
レートはSSに指定されており、捜査官からは「鯱（しゃち）」の名で知られています。
その異名の通り、鯱の尻尾によく似た形状の赫子を持っています。
有馬に敗北してコクリアに収容されていた過去があるのですが、これは相手があまりにもチートだったので仕方がないでしょう。
神代叉栄は人間の道場で武術を学んだ武道の達人でもあり、喰種の身体能力と対人武道が合わさった彼の動きには、並みの捜査官ではとても対応しきれません。
覚醒後の金木を一方的に屠るなど、喰種の中でもずば抜けた戦闘能力を持っていたことがわかっています。
第6位 鈴屋什造
鈴屋什造は、20区担当の男性捜査官です。
初登場時は三等捜査官でしたが、数々の武勲を上げながらハイスピードで昇進し、オークション掃討戦後には特等捜査官となっています。
また、その後はTSCの最有力部隊を率いる最高位「竜将」として東京の街を守り続けたことが明かされました。
CCGにおいては有馬に次ぐ実力者として知られ、有馬の死後は「死神」の名を受け継ぎました。
単独でも相当の強さを誇りますが実はチームプレーに長けている一面もあり、仲間と連携して不殺の梟（芳村功善）や金木研を戦闘不能にまで追い込んだ実績もあります。
半人間でも喰種でもない純粋な人類としては、間違いなく最高戦力であるといえるでしょう。
第5位 芳村功善
芳村功善は、20区の喰種たちが集まる喫茶店・あんていくの店長です。
人間と喰種の共存を望む温厚な喰種で、あえて人を襲うことはせずに自殺者の遺体を食べて暮らしています。
しかしかつては「功善」と呼ばれたSSSレートの喰種であり、「V」専属の掃除屋として恐れられた強大な存在でした。
赫者の能力を完全にコントロールしている数少ない人物で、ショットガン状・ブレード状・ランス状と自在に変形する羽赫を用いて戦闘を行います。
攻撃と防御の両方に優れた喰種であり、年老いた現在でもその気になれば複数人の特等捜査官を相手取ることが可能です。
もともとはエトも、功善が赫者化した状態を模して「隻眼の梟」を名乗り始めたようです。
10年後のエトは父親を上回る強大な喰種となりましたが、今度は父である功善が娘を模して「隻眼の梟」のフリをしていました。
ただの物真似ではなく、戦闘力も「隻眼の梟」を名乗るにふさわしかったのがスゴイところです。
第4位 エト/芳村愛支
確認されている全ての喰種の中で、最も捜査官たちに恐れられていたのがエトではないでしょうか。
エトはCCGが指定する最高レートであるSSS級駆逐対象に位置付けられており、「隻眼の梟」の異名を持つ喰種です。
また、隻眼の梟と化していない状態の彼女も「エト」としてSレートに分類されています。
通常の喰種よりも戦闘力が高いとされる喰種と人間のハーフであり、後天的に喰種と化した金木とは違って生まれつきの半喰種です。
父親である芳村功善をも遥かに凌ぐ戦闘力を有しており、あんていく掃討戦では複数人の特等捜査官を瞬く間に戦闘不能状態に追い込みました。
作中でも特に赫者化が進んでいる人物でもあり、ひとたび赫子を展開すると怪物のような姿に変貌します。
もはや元の姿が人間だったことがわからなくなるほど巨大な赫子に覆われながら、それでも正気を保って戦闘を続けられるあたりは流石です。
第3位 旧多二福/和修旧多宗太/和修吉福
第3位にランクインしたのは旧多二福！
和修家の分家の血筋で、人間と喰種の間に生まれた半人間です。
登場したばかりの頃は地味な捜査員といった感じだった彼が、最終的にラスボスになろうとは誰が予想できたでしょうか…
旧多は有馬と同じ半人間でありながら、金木と同じ半喰種でもあります。
半人間特有の運動能力の高さに加え、移植されたリゼの赫子を使うというハイブリッドな存在です。
もちろん捜査員ですからクインケも使いこなしますし、東京喰種の世界における「戦う力」を全て持ち合わせたようなキャラクターになっています。
チート級の戦力であったエトをいとも簡単に瀕死に追い込むなど、これまでの戦績をみても旧多の戦闘力は折り紙つき。
CCGの乗っ取りや黒山羊の殲滅などを行ったことでほぼ全ての捜査員と喰種を敵に回した旧多ですが、もしもそんな無茶をせずにじっくり戦えていれば…きっと金木や有馬にも勝てたのかもしれません。
もちろん、旧多がそんな無茶をしたのは半人間ゆえの寿命の短さがあったからなのでしょうが。
第2位 有馬貴将
有馬貴将は、CCGに所属する特等捜査官です。
対喰種の戦闘に特化した捜査官たちの中でもズバ抜けた強さを誇り、喰種の間では「CCGの死神」として長年恐れられていました。
梟討伐選においては多数の喰種を瞬殺しただけでなく、その足で金木やエトを難なく叩き伏せています。
金木に倒されるまで、有馬は一度の敗北も経験していなかったというのですから驚かされます。
たった一度の敗北すらも、もし有馬が最初から本気で金木を殺しに行っていたら勝てただろうな…と思わせられるくらいの結果でした。
また有馬は寿命の短い半人間なので、金木戦の時点ではとうに全盛期を過ぎており、すでに片目が見えていない状態というハンデまで背負っています。
そんな彼の正体は、アオギリの樹の首領にして「隻眼の王」でした。
エトや金木など「隻眼の王」と呼ばれる人物は数人いますが、初代にしてオリジナルの隻眼の王といえば有馬のことになります。
第1位 金木研/佐々木琲世
というわけで第1位は、本作の主人公である金木研/佐々木琲世でした！
まさか金木くんがすべての喰種と捜査官を凌いで一番強いキャラクターになるとは…原作初期の彼からは考えられない結果になりましたね。
最初は大人しい大学生に過ぎなかった彼も、最終回時点では「眼帯の喰種」「隻眼の王」「黒い死神」など様々な異名を付けられる強キャラになっていました。
金木を1位にランク付けした最大の要因は、なんといってもあの有馬貴将を倒したという事実があるからです。
有馬が少し手を抜いていた感も否めませんが、だとしても金木以外ではあの戦闘を勝ち抜くことはできなかったのではないでしょうか。
戦闘の際、有馬が使用していたSSSレートクインケ「フクロウ」を破壊したことが彼に敗北を認めさせる大きな要因になっています。
ちなみに作中通しての勝率を計算すると意外に負け試合が多いのですが、敗北の度に強くなって復活するという主人公らしい急成長を見せてくれました。
なんだかんだで有馬・エト・旧多などの強キャラを何人も倒しているところは高評価ポイントです。
まとめ
東京喰種強さランキング、いかがでしたでしょうか！
第一位は金木研、第二位は有馬貴将、第三位は旧多二福…まぁこのあたりまでは定番という感じですかね。
いや本当に、金木くんが最強の座に就く日が来るとは…彼がヤモリに拷問されていた頃には想像もしていませんでした。
もしかするとい4位以降の順位については異論のある方もいるかもしれません…！御意見あればぜひコメントで教えてくださいね！
というわけで今回は東京喰種強さランキングでした！
