<最新版>ワンパンマン 強さランキング 155位~1位!最強の称号は誰の手に!?

ワンパンマン強さランキング 100位~51位




100位 原始人スッポン

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原始人スッポンは流氷の中から発見され、研究所で蘇生された原始人です。
研究所から脱走して一般市民を襲っていたところをアマイマスクに退治されてしまいました。
瞬殺されてしまったため判別がしづらいところですが…彼の強さは、ランク付けするとこのあたりなんじゃないかと思います。

注目すべきは、アマイマスクの「協会からは生け捕りにしろと言われている」というセリフですね。
つまりあの時アマイマスクはたまたま近くにいたのではなく、原始人スッポンを生け捕りにするために派遣されてきたということになります。

災害レベル狼以下の雑魚ならB級ヒーローでも対処できるでしょうから、わざわざA級1位のアマイマスクに依頼しないでしょう。
生け捕りする難しさを差し引いても、原始人スッポンは「A級上位でなければ対処できない怪人」…つまり災害レベル虎以上の相手だったと推測できるのです。

99位 黄金ボール

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黄金ボールはA級26位のヒーローです。
ヒーロー協会からは「戦闘力が高い」と評されており、どうやらヒーローランク通りの実力に留まるわけではない様子。
その戦闘力の高さを見込まれ、危険地域であるZ市の調査も担当していました。

主な戦闘スタイルは「形状記憶弾金」を使った中距離戦。
発射するとミサイルのような形状に変化する合金をスリングショットで放ち、四方八方から敵に攻撃を仕掛けます。その攻撃スピードたるや、あのガロウですら無傷で避けきることができないレベル。
しかも一撃一撃が電柱をぶち折るほど重いので、よほどの実力者でなければ黄金ボールに勝つことはできないでしょう。

難点は、攻撃のレベルが高いわりに素の肉体強度がそれほどでもないところ。
形状記憶弾金の威力に耐えられるレベルの敵と対峙した場合、もはや打つ手が無くなってしまうのがS級ヒーローとの差でしょうか。

98位 拳闘魔人

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拳闘魔人は災害レベル鬼の怪人です。
4本腕を持つボクサーの姿をしており、怪人の体力とボクサーの技術を合わせたことで高い戦闘力を持つようになりました。
もともとは格闘技を極めた格闘家だったらしく、A級ヒーローのスマイルマンとの戦いでは有利に戦闘を進めました。

かなり強い怪人だったことに違いはありませんが、「もともとは格闘技を極めた格闘家だった」はちょっと言い過ぎかな?という気もします。
格闘技を極めたというわりにはシルバーファングに秒殺されていますし、彼と同じく格闘家が怪人化したゴウケツやバクザンに比べると格下感が否めません。

97位 ラフレシドン

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ラフレシドンは災害レベル鬼の怪人です。
悪臭を放つラフレシア型の怪人で、作中ではムカデ先輩と共に金属バットを襲撃してきました。

災害レベル鬼にしては攻撃も防御も微妙ですが、「催眠香」という特殊能力を持っていることは見過ごせません。
催眠香は嗅いだ相手を昏睡状態に陥らせる技で、S級ヒーローの金属バットですら数秒で意識を失いかけていました。
気合で正気に戻ることのできる金属バットだからこそ催眠香を破ることができましたが、他のヒーローだと簡単には切り抜けられなかったかもしれません。

96位 ボルテーン(怪人態)

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ボルテーンはスーパーファイト参加者の一人です。
幼少時の落雷事故により「超帯電体質」になっており、人間でありながら常に電気を帯びた状態で戦うことができます。
その体質を活かした「雷々拳」という武術も編み出しており、電気ナマズ男や舞妓プラズマの上位互換ともいえる存在になっています。

人間の状態でもスーパーファイトで四強になるほど強かった彼ですが、怪人化してからはさらに強力な電気を纏うようになりパワーアップを果たしました。
…が、それでもスイリューにあっさり倒されてしまっています。強そうだったのに残念。

95位 バネヒゲ

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バネヒゲは現在A級28位のヒーローです。
カイゼル髭とタキシード姿がカッコいい紳士姿で、レイピアを使ったフェンシングスタイルの戦闘を得意としています。
最近ではアトミック侍らが所属する「剣聖会」の系列流派の剣士であり、実力者がひしめく剣聖会においても「天才」と呼ばれる逸材だったことが判明しました。

初登場時のバネヒゲは、Z市をうろついていた怪人・昆布インフィニティに惨敗してしまっています…が、昆布インフィニティはS級ヒーローでもなければ対応できない強い怪人だったので仕方ないでしょう。
むしろあの昆布インフィニティを相手に何分も持ちこたえたバネヒゲの戦闘能力を評価すべきではないかと思います。

94位 一発屋(ワンショッター)

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一発屋は(ワンショッター)はA級22位のヒーローです。
彼はいわゆるスナイパーで、大型の狙撃銃を使って遠方から敵を狙撃することを得意としています。
正確無比な狙撃技術をもっていますが、弾が詰まると急激に弱気になってしまうのが玉に傷。

また、狙撃手にもかかわらず近接戦闘でも大きな力を発揮します。
狙撃銃を棒術のように回転させながら、怪人に対してゼロ距離射撃を行う高い身体能力も有しています。

筆者はあまり銃には詳しくないので合っているか微妙ですが、一発屋が使っている銃は「バレットM82」っぽいですね。
バレットM82はヘリコプターや装甲車にも損傷を与えられる強力な狙撃銃ですので、災害レベル虎~鬼の怪人にも充分にダメージを与えられるのではないでしょうか。
ガンガンのときにも説明しましたが、銃火器持ってるってだけで生身の人間よりは遥かに強いはずですしね…

93位 テジナーマン

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テジナーマンはA級11位のヒーローです。初登場時はA級7位だったのですが少し降格しています。
降格の理由が他のヒーローに抜かれたからなのか、ガロウに惨敗したからなのかは今のところ不明です。

テジナーマンの強みは、手品を題材にした多彩な攻撃のバリエーションです。
ステッキから煙幕を出して敵の視界を遮る「七色煙幕」、帽子から大量のカラスを出現させる「獰猛白カラス」、口から火を吐き出して攻撃する「マジックブレス」等が使えます。
攻撃のバリエーションが多いということは、怪人の弱点を効率的に突けるということなので地味に強いですね。

難点を上げるとすれば攻撃力に不安があることでしょうか。
現時点で判明しているテジナーマンの技では、昆布インフィニティ等の防御力の高い怪人に有効な攻撃ができるとは思えません。

92位 三羽ガラス

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三羽ガラスは災害レベル鬼の怪人です。
人間のような腕をもったカラス型の怪人で、三羽一組で行動しています。
もともとはゴウケツの弟子だったのですが、実力が足りなかったせいで怪人細胞を取り込んだ際に自我を失っています。

自我をなくしてゴウケツのペットのような扱いになってはいるものの、その実力は人間時代よりも遥かに強力。
人間としては最強クラスであるはずのスイリューをいとも簡単に追い詰め、もう一歩で彼を倒すところまでいきました。
一羽づつならA級ヒーローでも対処できるレベルですが、三羽そろって連携してきたときの戦闘力は強烈です。

91位 カマキュリー

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進化の家で生まれたカマキリ型の怪人…それがカマキュリーです。
獣王やアーマードゴリラらとサイタマの自宅を襲撃し、誰よりも早く倒されてしまったあの怪人ですね。
瞬殺されたので雑魚のイメージがありますが、まぁ相手がサイタマだったのでこれは仕方ないでしょう。

すぐ倒されてしまったカマキュリーをこのランクに付けたのは、ズバリ「進化の家」の出身者だからです。
初期の段階でサイタマに潰されてしまいましたが、進化の家の所属者って今見ても強い怪人ばっかりなんですよ。

A級ヒーローを無傷で倒したマーシャルゴリラ…を一撃で葬ったアーマードゴリラ、S級ヒーローのジェノスが放った焼却砲を一息で吹き返した阿修羅カブト等々、進化の家出身者は怪人協会を相手にしても決して見劣りしないラインナップなんです。
そんな実力者揃いの組織でカマキュリーは「あいつ結構強いほうだった」と評されているため、サイタマ以外と戦っていればかなりの強敵になっていたと推測されます。

90位 ナリンキ私設部隊

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ナリンキ私設部隊は、トンガラ・ソッシ・チンピー・アサミ・ノリア・サンション・ゴマゴの男女7人からなる特殊部隊です。
一人一人の実力はもっと下位だと思われますが、彼らは7人そろって任務にあたるチームなので一括りで評価しました。

ナリンキ私設部隊が着用しているのは、かつてハンマーヘッドが着用していた「パワードスーツ」です。
パンチ一発でマンションを破壊できるほどのパワーを、部隊全員が有しているとみられます。ハンマーヘッドが率いていた「桃源団」とは違い、着用しているメンバーも選抜されたエリートたちなのでスーツの性能もより高く引き出せていたことでしょう。
ナリンキいわく、彼らの戦闘力は「そこらのプロヒーローなど軽く凌駕する」とのこと。

…と、鳴り物入りで登場した彼らですが、怪人協会に潜入するや否や秒殺で捕らわれてしまいました。
「そこらのプロヒーローなど軽く凌駕する」という評価は間違っていないでしょうが、7人合わせてもせいぜいA級中位~上位程度といった印象ですね。

89位 ツインテール

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ツインテールはA級11位のヒーローです…今気づいたんですが、テジナーマンと順位かぶってますね。
どちらかが知らないうちに降格もしくは昇格したのかもしれません。

ツインテールはその名の通り髪を2つにまとめていて、ピエロのような服装を着ています。
戦い方もピエロそのもので、ジャグリング用のピンや刃物といった大道芸の道具を武器として戦います。

やはりA級11位だけあってその戦闘力の高さは見事。
あらゆる暗器を使ったジャグリングによって、何匹もの怪人を次々に葬っていく姿が描かれていました。

88位 フェニックス男

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フェニックス男は災害レベル鬼の怪人です。
「鳥の着ぐるみが脱げなくなり、気がついたら怪人になっていた」というふざけた設定のキャラクターですが…ワンパンマンの世界って、なぜかこういうふざけたキャラのほうが強かったりしますよね(笑)
まぁ主人公がおふざけの極致みたいな存在なので仕方ないんですが…

フェニックス男は怪人協会の一員ですが、本人いわく「自分にとっては怪人協会も踏み台に過ぎない」とのこと。
災害レベル竜の怪人もゴロゴロいる怪人協会をそんな風に言えるだけあって、実際フェニックス男の実力は確かなものでした。

最終的にフェニックス男は童帝にアッサリ倒されてしまうのですが…その後、「転生フェニックス男」としてパワーアップにも成功しています。
フェニックス男と転生フェニックス男では強さがケタ違いなので、今回のランキングでは別扱いとさせていただきます。

87位 ブルーファイア

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ブルーファイアはA級6位のヒーローです。
ガロウとの戦いで右腕を失っているため現在は弱体化している可能性もありますが、今回は全盛期の戦闘力をみてランク付けしました。

ブルーファイアの戦闘スタイルは、腕に仕込んだ火炎放射器から青色の炎を放って敵を焼き尽くすというもの。
ガロウには一発で見破られ、腕ごと火炎放射器をもぎ取られてしまいましたが、火炎放射が上手く決まりさえすれば敵に大ダメージを与えることができるでしょう。
通常の銃火器に比べると射程に難がありますが、火炎放射器って実際の戦争にも投入されるレベルの兵器ですからね…

ただ、ブルーファイア本人の戦闘力が微妙だという印象も否めません。
腕をもぎ取られても正気を保っていたところを見るに弱いということはないのでしょうが、どうも防御に不安があるように思えます。
例えば普通に銃撃された場合、ガロウの動きも見切れないブルーファイアに避けられるとは思えないんですが。

86位 巨大黒烏

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巨大黒鳥は、名前の通り大きな黒い鳥の怪人です。
大きさと牙を除けばまるっきりカラスのような姿をしており、災害レベルは鬼に指定されています。
サイタマが初めてキングの家に行ったとき、キングの家に突っ込んできたあの鳥です。

例の如くサイタマに一撃で倒されたので詳しい情報は不明ですが…
しかし頭から突っ込んだだけでキングのマンションを半壊状態にしてしまったことを考えると、攻撃力の面では相当な怪人だったと考えていいでしょう。
サイタマに止められていなければ、半壊どころかキングのマンションを粉々に砕いていたかもしれません。

それから、サイタマのパンチを喰らっても原型をとどめていたあたりが地味にすごいですよね。
もちろんサイタマもマジ殴りしたわけではないのでしょうが、文字通り「跡形もなく」怪人を吹き飛ばしてしまうサイタマの攻撃を受けてもなおカラスの形のままだったので、実は防御力もすごかったのかもしれません。

85位 大哲人

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大哲人はA級13位のヒーローです。
ギリシャ神話に登場するポセイドンのような姿の大男で、見るからにパワーのありそうな筋骨隆々の肉体をしています。
C級ヒーローの赤マフの肉体強度を100としたとき、大哲人の肉体強度は2442なのだとか。

そんな大哲人の必殺技は、常に持ち歩いている哲学書を全力で相手に叩きつける「3トン哲学全書」。
哲学書の重さが3トンあるのか、殴りつける威力が3トンあるのかは不明ですが、どちらにしてもえげつない威力の攻撃になるでしょう。
ソニックのようにスピード特化しているか、もしくはよほどの防御力がなければ勝てない相手だと思います。

84位 スティンガー

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スティンガーは現在A級10位のヒーローです。
穂先がタケノコのような形をした独特な槍「愛槍タケノコ」を使った近接戦闘を得意としています。

深海王との戦いでは手も足も出ずに敗北してしまいましたが、その直前には深海族の怪人10体を単独で撃破する大活躍を見せています。
スティンガーが撃破した深海族は単なる雑魚キャラではなく、一体一体が災害レベル虎に指定されている危険な怪人たちです。
ヒーロー協会の指針によれば災害レベル虎は「A級ヒーロー1人分」の戦闘力を持っているとされているため、それを10体連続で撃破したスティンガーの実力はいわば「A級ヒーロー10人分」に値するといえるでしょう。
…ヒーロー協会が決めた災害レベルは当てにならないところがあるので、あくまで目安ですが。

83位 デスガトリング

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デスガトリングはA級8位のヒーローです。
左腕に装備したガトリング砲を使って怪人を跡形もなく殲滅します。

ガンガンや一発屋と同じく、「銃火器を持っているから強いに決まってる」系のヒーローですね。
サイタマ等の一部の実力者や怪人を除けば、一心不乱にガトリング砲を打ってくる人間にはかなわないでしょう。
この世界の銃刀法がどうなっているのか知りませんが、ガトリング砲なんて装備してれば誰だって強くなるってもんです。

デスガトリングは他のヒーロー数名と共にガロウを襲撃し、もう一歩で仕留められるというところまで彼を追い詰めました。
「でも結局負けてるし…」と思わなくもないですが、相手がガロウだっただけに「追い詰めた」というだけでも充分な成果なんじゃないかと思います。

82位 重戦車フンドシ

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重戦車フンドシはA級5位のヒーローです。
パワー系ヒーローの多いワンパンマンの世界でも特にマッチョな男性で、武器を持った敵にも怯むことなく素手で立ち向かいます。
必殺技の「戦車砲パンチ」は、一撃で人間をぺしゃんこに潰してしまうほどの威力を持ちます。

パワー系では間違いなく上位に入る逸材ですが、それでもタンクトップマスターやぷりぷりプリズナーの下位互換という感じは否めませんね。
パンチ力が強いということ以外にはこれといってアドバンテージもありませんし、A級上位の三剣士(イアイアン・オカマイタチ・ブシドリル)と比べても何となく見劣りします。
ガロウにも簡単にやられてしまっているので、重戦車フンドシあたりがA級の「強さの壁」になっているのかもしれません。

81位 フリーハガー

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フリーハガーは災害レベル鬼の怪人です。
「FREE HUG」と書かれたプレートをもつハリネズミの怪人で、全身が鋭い針に覆われています。

針の強度はなかなか高いようで、S級ヒーローのぷりぷりプリズナーもフリーハガーには苦戦させられていました。
武器を使うヒーローならともかく、肉弾戦でこの怪人を倒せるヒーローは少ないかもしれませんね。ぷりぷりプリズナーや超合金クロビカリ等の防御チートを除けば、という話ですが。

描写を見る限りあまり積極的に攻撃してくるタイプの怪人でもないようなので、遠隔から攻撃できるキャラとは相性が悪いかもしれません。
フブキや一発屋など、遠隔攻撃に長けているヒーローならB級でもフリーハガーを倒せるのではないでしょうか。

80位 フブキ(地獄のフブキ)

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フブキはB級1位のヒーローで、実力あるB級ヒーロー達の派閥「フブキ組」のトップです。
手すら触れずに物体を操作する超能力の使い手であり、S級2位のタツマキとは実の姉妹にあたります。

フブキは「1位」という名称にこだわりがあるせいでB級どまりですが、実際にはA級上位クラスの実力があります。
A級に上がって1位の称号を失うぐらいなら、B級で1位の座を守り続けたほうがマシだと考えているわけですね。本人が「A級上位に食い込むことは容易」と言っている通り、その気になればA級3~4位に行ってもおかしくないんじゃないでしょうか。

主な必殺技「地獄嵐」は、周囲の瓦礫を高速旋回させて敵をすり潰すというものです。
巨大なミキサーにかけられるようなものなので、この技を使えば災害ランク鬼の怪人でも相性によっては瞬殺されるはずです。

78位 イッカク

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イッカクは災害レベル鬼の怪人です。
怪人協会に所属しており、自称「世界最硬」の角を有しています。
主な必殺技は硬く鋭い角を相手に突き刺す「爆速刺し」で、この技を使えば災害レベル竜の怪人の皮膚すらも貫いてしまいます。
…まぁ、イッカクは災害レベル竜の怪人を貫いたことが原因で死んだんですが(笑)

攻撃力だけで見れば、イッカクは災害レベル鬼の中でも上位に入る実力者だと思います。
仲間と連携することでスピードも底上げすることができますし、A級中位のヒーローでは相手にもならないんじゃないでしょうか。

77位 シャワーヘッド

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シャワーヘッドは災害レベル鬼の怪人です。
イッカク・超マウスと3人1組で行動しており、怪人にしては珍しくチームプレイを得意としています。
見た目はこんなんですが、もちろん災害レベル鬼だけあって単独でも充分に強いキャラクターです。

シャワーヘッドの体内には水が溜めこまれており、任意の量を敵に向けて噴射することができます。
水圧を最大にしてウォーターカッターのように使うこともできますし、水を有害な化学物質に変質させて発射することもできるため、意外にトリッキーな戦い方をします。

76位 超マウス

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超マウスは災害レベル鬼の怪人です。
シャワーヘッド・イッカクと3人1組で行動しており、作中ではガロウや育ち過ぎたポチと戦闘を行いました。
ガロウや育ち過ぎたポチには全く歯が立ちませんでしたが、S級下位あたりのヒーローが相手ならそれなりにいい戦いをしたのではないかと思います。

超マウスはもともと実験用に使われていたマウスで、過酷な実験を生き抜いてきたおかげで「生命力」が尋常ではなくなっています。
攻撃を受けてもたちどころに再生する様は、S級ヒーローのゾンビマンを彷彿とさせますね。もしも彼と戦っていたら延々と攻撃・再生を繰り返すエンドレスの戦いになっていたかもしれません。
超マウスを倒すためには、再生のしようもないほど一瞬で敵を倒す超威力の攻撃が必要になりそうです。

75位 ガンリキ

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ガンリキは災害レベル鬼の怪人です。
女性型の怪人で、メデューサのような蛇の髪と、ラミアのような蛇の下半身をもっています。
その外見の通り蛇の能力を多数有しており、麻痺毒や体温感知などを使って戦闘を有利に進めることができます。

戦闘描写を見た感じの感想ですが、ガンリキは災害レベル鬼の怪人の中でも上位に入る気がしますね。
童帝が作ったカマセイヌマン22号の自爆攻撃を受けても大したダメージを負いませんでしたし、カマセイヌマンを隠れて操作していた童帝のこともアッサリ発見していました。
仮にもS級ヒーロー相手にこれだけ立ち回れる怪人は、災害レベル鬼のなかでも少数なんじゃないでしょうか。

74位 昆布インフィニティ

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昆布インフィニティは災害レベル虎の怪人です…が、この災害レベルは過小評価されすぎな気がします(笑)
災害レベル虎の強さの指標は「A級ヒーロー1人分」とのことですが、昆布インフィニティはA級ヒーロー2名をまとめて相手にして無傷で勝利しているからです。

しかも倒したのはA級でも戦闘力が高いバネヒゲと、ガロウにダメージを与えるレベルの黄金ボールの2名…彼らをにべもなく瞬殺できる昆布インフィニティが、災害レベル虎というのには違和感があります。
おそらく昆布インフィニティが災害レベル虎になっていたのは、ヒーロー協会お得意の評価ミスでしょうね。

しかもこの怪人、サイタマの攻撃を受けてどうやら生存しているらしいんですよ。
最大の武器であり鎧でもある全身の昆布はサイタマにむしり取られてしまったようですが、それでも生き残っているというのですから大した生命力です。
サイタマを相手にして生き残った怪人なんて数えるほどしかいませんから、運も含めて稀有な怪人だったといえます。

73位 機神G4

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機神G4は災害レベル鬼の怪人です。
謎の「組織」につくられたロボット兵器であり、戦闘データを取るためにキングとの戦いを望んでいました。
もちろんキングが災害レベル鬼の怪人に太刀打ちできるわけもなく、挑まれた戦闘はジェノスに引き継がれています。

当時のジェノスも相当強かったはずですが、機神G4はジェノス相手に互角以上の戦いを繰り広げました。
焼却砲で外装を溶かされても尚、内部に格納されていた本体で戦闘を継続するなど、その戦闘力はS級ヒーローにもひけをとらないと言っていい強さでした。

辛くも勝利を収めたジェノスは、機神G4のパーツを持ち帰って自身の強化パーツとして再利用しています。
つまり機神G4のロボットとしての完成度は、当時のジェノスをも上回るレベルだったのです。

72位 ムカデ先輩

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ムカデ先輩は災害レベル鬼の怪人です。
名前からもわかる通りムカデ後輩の上位互換的な存在で、ムカデ後輩によれば「自分こそが自然界最強だと思っていた頃、上には上がいると教えてくれた怪人」とのこと。
戦闘スタイルや姿はムカデ後輩と大差ありませんが、サイズや強さはケタ違いになっています。

ムカデ先輩はS級ヒーローの金属バットと戦って敗北しています。
金属バット相手にそこそこダメージを与えていたのは見事でしたが、金属バットの攻撃を受けて一撃で爆散してしまいました。
相手がS級ヒーローだっただけに仕方ないともいえますが、防御力にやや難があったかもしれませんね。

71位 奇襲梅

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奇襲梅は災害レベル鬼の怪人です。
真の姿は梅干しの化け物のような形ですが、ごく普通の人間の姿に変形することで人々を油断させることができます。
作中ではカツ丼の宅配員に扮して警察署に入り込み、恨みを持つ警官たちを奇襲していました。

複数の警官たちが銃撃して撃退を試みましたが、銃弾が直撃しても奇襲梅にダメージを与えることはできていません。
サイタマのパンチで貫かれて死亡したので物理攻撃無効というわけではないようですが、生半可な攻撃は受け付けないということなのでしょう。
銃火器を使うヒーローにとってはなかなかキツい相手です。

70位 カオハギ

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カオハギは災害レベル鬼の怪人です。
全身に顔がついており、両手に持った大きな包丁で相手の顔を剥ぎ取ってコレクションしています。

包丁を使った攻撃は、ジェノスの装甲を切り裂いてしまうほどに強烈。
その上カオハギは意外なほど動きが速く、戦闘態勢のジェノスを一時的に上回るほどの動きで攻撃を繰り出してきました。
S級ヒーロー相手にこれだけ立ち回れる怪人ですから、A級下位のヒーローにとってはかなり危険な相手といえますね。

ただジェノスが放った焼却砲でアッサリ焼き尽くされたので、どうやら火力のある攻撃には耐性がないようです。
素手で戦うのは難しいかもしれませんが、銃火器を使うタイプのヒーローなら太刀打ちできるかもしれませんね。

69位 ダイショッカン

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ダイショッカンは災害レベル鬼の怪人です。
怪人協会のメンバーであり、普段は怪人協会の本部に身を潜めています。
巨大なイグアナのような姿をしており、自称「すべてを食い尽くす大食い怪人」とのこと。

ダイショッカンは人間でも怪人でも見境なく喰らい尽くしてしまうタイプの怪人らしいのですが…
怪人協会編において、ダイショッカンは上位互換ともいえる存在の豚神に遭遇したせいで逆に食べられてしまいました。
強いことは間違いないんですが、あまりにも瞬殺だったということで今回はこの順位。

68位 ブシドリル

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ブシドリルはA級4位のヒーローです。
アトミック侍の弟子であり、イアイアン・オカマイタチと合わせて「A級三剣士」と呼ばれています。
アマイマスクの壁を超えられないためA級どまりですが、敵との相性によっては充分にS級レベルの活躍ができるヒーローだと思います。

野武士のような風貌の男ですが、使用する武器は日本刀ではなく仕込み刃のついたドリル。
戦闘力ももちろん高く、パワードスーツを着たナリンキ私設部隊の攻撃を「意思のない刃など恐るるに足らず」と一蹴しました。

67位 バキューマ

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バキューマは災害レベル鬼の怪人です。
象のような姿をした怪人で、長い鼻を使って周囲の生物を吸い込むことができます。
怪人を吸い込んだ場合はその怪人の能力をコピーすることができるため、周りに雑魚怪人が多ければ多いほど強くなります。
ただし吸い込んだ怪人を消化して排泄すると能力は使えなくなるため、あくまで一時的なコピー能力です。

良い能力を持った怪人を吸収することができれば、かなり厄介な相手になることは間違いありません。
…が、よくよく考えてみるとバキューマの能力って使い勝手が悪い気もしますね。弱い怪人を吸い込んでも大した能力が手に入らないでしょうし、自分より強い怪人はそもそも吸い込めないでしょうし。

自分よりも適度に弱くて、便利な能力を持っている怪人が周りにたくさんいるなら最高の能力ですが…そんな状況は滅多になさそうです。
怪人協会とヒーロー協会の総力戦ではなかなか良い能力を吸収していましたが、これは「総力戦」という特殊な状況だったからこそ得られたアドバンテージですしね。

66位 オカマイタチ

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オカマイタチはA級3位のヒーローです。
ブシドリルと同じくアトミック侍の弟子であり、ふざけた見た目に反して高い戦闘力を備えています。
女装しているのはヒーローコスチュームだからというわけではなく、彼がガチのオカマだからです。

そんなオカマイタチの必殺技は、刀から衝撃波を飛ばして相手を切り裂く「飛空剣」。
アトミック侍の弟子の中でも優れた使い手にしか習得できない技らしく、ブシドリルは飛空剣を「空を斬ることで規模のでかいかまいたちを発生させる技 悔しいが真似できん神業だ」と評しています。

剣士としてもヒーローとしても文句なしに強いオカマイタチですが、弱点はすぐ敵に惚れてしまうこと。
魔ロン毛との戦いでは「彼は怪人で私はヒーロー…これは禁断の恋!」と思いつめた表情をしていました。

65位 覚醒ゴキブリ

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覚醒ゴキブリは災害レベル鬼の怪人です。
ゴキブリのスーツを着た人間のような風貌で、見た目通りゴキブリの能力を駆使して戦います。
生命力の強さもさることながら、圧倒的なスピードで動けるのが最大の強みですね。

ワンパンマンの世界には超スピードで動けるキャラが多数存在しますが、覚醒ゴキブリは「相手の視線を潜り抜ける歩法」で移動するという点に違いがあります。
スピードだけならソニックやフラッシュよりも下だと思われますが、上手く相手の視界から外れて動くため覚醒ゴキブリの動きはジェノスでも見切れません。

速さと生命力以外にはこれといった能力もないので、ジェノスに敗北した後はアッサリ怪人協会に見捨てられてしまいました。
同じタイミングで敗走してきた怪人姫 弩Sは「そいつの能力は使える」ということで生かされていたので、暗に覚醒ゴキブリは「使えない」と判断されていたようです。

64位 ジャガン

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ジャガンは怪人協会に所属する不気味な怪人です。
災害レベルは不明ですが、怪人協会VSヒーロー協会の戦いでは主力メンバーとして前線に出ていました。
あくまで戦闘描写からの推測ですが、災害レベル鬼は余裕であったのではないでしょうか。

ジャガンの能力は、「ヒーローに殺された怪人の目を体に埋め込んだ」ことによって得られた超能力。
怪人たちの怨念を流用することで得た疑似的な超能力ですが、その力はビルをまるごと浮かせることができるレベルにまで昇華されています。
ジャガンの超能力で持ち上げられる物体の重さは、タンクトップマスターが素手で持ち上げられる物体の重さを軽く超えているくらいです。

そう考えると、ある部分ではS級ヒーローをも超える逸材だったと思うのですが…
超能力キャラの宿命といいますか、ジャガンはタツマキのチート超能力の前にアッサリ沈黙してしまいました。

63位 イアイアン

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イアイアンはA級2位のヒーローです。
ブシドリル・オカマイタチと同じくアトミック侍の弟子として修行を積んでいます。
アマイマスクの壁を超えることができないためにA級どまりとなっていますが、その実力はA級の中でも明らかに突出しています。

他のヒーローたちの攻撃がサイレスラーに0点~30点扱いされている中、イアイアンの攻撃だけは「69点…!」とサイレスラーを驚かせていました。
しかもイアイアンはサイレスラーの硬い角を斬ることにこだわっていたようなので、倒すことだけに集中していればサイレスラーを倒せていた可能性が高いです。

以前メルザルガルドに左腕を消し飛ばされたため現在は隻腕の剣士となっていますが、左腕を失ったことで弱くなったようには到底思えません。
精神的に未熟な部分もあるようですが、修行を続ければS級になれる可能性も高いヒーローだといえます。

62位 魔ロン毛

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魔ロン毛は災害レベル鬼の怪人です。
怪人協会のメンバーであり、長い髪を自在に操って戦闘を行います。

魔ロン毛の髪の毛は非常に頑強であり、束ねて盾として使えばオカマイタチの飛空剣をも無傷で止めてしまうほど。
髪の毛の一本一本が高い殺傷力をもった武器でもあるため、魔ロン毛と戦うときは髪の毛一本でも見逃せば内臓を貫かれてしまう恐れがあります。
しかも髪の毛はごく小さな隙間からでも入り込むため、鎧を着ていてもさほど役には立ちません。

A級三剣士を一人で相手できるほどの戦闘力を持つため、魔ロン毛は災害レベル鬼の中でも上位に入る怪人だと考えていいでしょう。
最終的にはA級三剣士の連携の前に敗北してしまいましたが、いくらA級三剣士でも一人で魔ロン毛を倒すことはできなかったのではないでしょうか。

61位 機神G5

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機神G5は災害レベル鬼の怪人です。
甲冑を模したデザインのロボット型怪人で、かつてジェノスの前に現れた機神G4の最新型だと思われます。
怪人協会とは協力関係にありますが、所属は怪人協会とは別の「組織」とのこと。

また機神G5はナリンキ私設部隊をいとも簡単に捕らえ、怪人協会に献上していました。
ナリンキ私設部隊のパワードスーツはかつてハンマーヘッドが着用していたものと同型、あるいは上位互換版だと思われるため、彼らも決して弱いわけではありません。
そんな彼らをアッサリ生け捕りにしてしまったくらいですから、機神G5の実力は災害レベル鬼の中でも上位レベルだとみていいでしょう。

60位 ハラギリ

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ハラギリは剣聖会に所属していた剣士です。
かつては純粋に強さを求める人間でしたが、怪人協会の誘いに乗って怪人化しています。
アトミック侍と同格の剣士たちが所属する剣聖会を乗っ取り、彼らを怪人化して「剣魔会」に改めさせようと目論んでいました。

ハラギリは抜刀術の使い手であり、一度構えてしまえば音速を超える速度で射程範囲内の相手を斬ることができます。
怪人と化してからはよりスピードに磨きがかかったらしく、怪人態のハラギリの前では剣聖会のメンバーも動くことができませんでした。

しかしアトミック侍には一段劣る実力だったようで、自慢の抜刀術もアトミック侍には軽く看破されてしまいました。
とはいえあの抜刀術を防ぐことのできるキャラクターはかなり限られるのではないでしょうか。

59位 アーマードゴリラ

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アーマードゴリラは進化の家ナンバー3の怪人です。
サイボーグ手術を施されたゴリラの怪人であり、災害レベルは鬼に指定されています。
かなり初期に倒された怪人ですが…今見ても、進化の家の怪人たちはやっぱり侮れません。

今ほど強くなかった頃とはいえ、アーマードゴリラはジェノスとも互角の戦いを繰り広げました。
当時のジェノスにはすでにS級ヒーロー並みの強さがあったことから、アーマードゴリラの実力は災害レベル鬼の中でも上位にだとわかります。
進化の家が潰れたあとは改心してタコ焼き屋をやっているとのことですが、今でも災害レベル虎のマーシャルゴリラを一撃粉砕できるくらいの実力は残っています。

唯一サイタマではなくジェノスを相手にしたおかげで現在も生き残っており、今や進化の家の「旧人類撲滅用精鋭戦力」で唯一の生き残りとなっています。
一応、進化の家出身者としては他にもゾンビマンとモスキート娘も生き残っているのですが、彼らは「旧人類撲滅用精鋭戦力」ではないので別枠です。

58位 サイレスラー

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サイレスラーは災害レベル鬼の怪人です。
初登場時は災害レベル虎でしたが、「地上で一番強い奴になる」という目標に向けて特訓した結果かなり強くなりました。
サイタマやガロウがそうだったように、ワンパンマンの世界では努力するキャラが報われる傾向がありますね。

災害レベル鬼となったサイレスラーは、A級ヒーローが束になっても勝てないレベルになっていました。
A級1位のイアイアンの攻撃すら簡単に止めてしまったことを見るに、防御面でのパワーアップが大きかったようです。
しかし見た目に反して攻撃力は微妙らしく、サイレスラーに弾き飛ばされたA級ヒーローたちは大してダメージを受けたようにも見えませんでした。

しかし同時に、サイレスラーはS級ヒーローに太刀打ちできるレベルにはなれなかったようです。
アトミック侍の攻撃には耐えるどころか斬られたことにすら気づかず、数秒後には跡形もなくバラバラにされてしまいました。

57位 蟲神

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蟲神は災害レベル鬼の怪人です。
怪人協会のメンバーで、キリサキングと共にガロウの動向を監視していました。

ガロウが人間性を捨てきれていないと判断した際にはキリサキングと二人がかりで彼を攻撃し、瀕死の状態まで追い詰めています。
戦闘時、ガロウには「コイツら、ジジイ(シルバーファング)と比べたら大したことねぇ…」と評されていましたが、結局その後ガロウは隙を突かれて敗北しています。
いろいろ有利な条件が重なっていたとはいえ、ガロウを倒した実力は大したものだといえるでしょう。

しかし蟲神もS級ヒーローに匹敵するレベルではないらしく、超合金クロビカリにはダメージを与えることすらできませんでした。
攻撃・防御の両方でバランスが取れた怪人だったと言えますが、特殊な能力がないのが残念なところですね。

56位 怪人姫 弩S

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怪人姫 弩Sは災害レベル鬼の怪人です。
SMクラブの女王様のような恰好をしており、外見と名前の通りサディスティックな戦い方をします。
イバラの鞭で叩かれた相手は怪人姫 弩Sの奴隷になってしまい、正気を失ってあらゆる命令に従ってしまいます。

本体もそれなりに強いのですが、やはり厄介なのはその能力ですね。
戦闘力に関わらず「叩かれただけ」で奴隷化されてしまうので、動きが遅いキャラでは相手にもなりません。
一部のキャラクターは叩かれてからもしばらく正気を保っていたので、精神力が強ければ多少はマシかもしれませんが…それでも、鞭を避け続けない限りは時間の問題だと思われます。

また、怪人姫 弩Sの能力は集団戦でこそ真価を発揮します。
彼女の攻撃がヒットするたびに味方が寝返っていくので、人数が多ければ多いほど後半は不利になっていくわけです。
作中では怪人姫 弩Sとフブキ組が戦っていましたが…これはもう相性最悪といっていいでしょうね。

55位 チョゼ(怪人態)

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チョゼは「選民血脈格闘術」という流派の使い手です。
優秀な遺伝子を持つ者だけを掛け合わせてさらに優秀な次世代を残す…という選民意識の強い一族の出らしく、普通の遺伝子しか持たない一般人を見下しています。
偉そうなのは口だけではなく、スーパーファイトでは歴戦の格闘家たちを前にしても余裕の笑みを浮かべながら無傷で勝利していきました。

…と、人間の状態でも充分に強かったチョゼですが、ゴウケツの誘いに乗って怪人化してからは大きくパワーアップを果たしています。
チョゼは怪人化した武闘家たちの中でも特に優秀な個体だったようで、スイリューとも互角にやり合っていました。激闘の末に敗北しましたが、スイリューはS級ヒーローにも匹敵するレベルの逸材なのでむしろ良くやったほうだと思います。

54位 獣王

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獣王は災害レベル鬼の怪人です。
進化の家でナンバー2の実力を持つ怪人であり、アーマードゴリラによれば「ジェノスの実力で獣王には到底敵わない」とのこと。
当時のジェノスにはすでにS級ヒーロー相当の実力があったため、獣王はS級でも手を焼くレベルの怪人だったと考えることができます。

主な必殺技は、爪から衝撃波を飛ばして相手を切り裂く「獅子斬」と、目にも留まらぬ速さで獅子斬を連発する「獅子斬流星群」。
相手がサイタマだったせいでどちらも不発に終わりましたが、確かにこの技ならA級上位のヒーローでも秒殺できてしまうでしょう。

それから、サイタマが獣王を倒す際に「連続普通のパンチ」を使ったことにも注目です。
サイタマの攻撃力なら並みの怪人は一撃で倒せるので、彼が連続普通のパンチを使うことは滅多にありません。
負けてしまったとはいえ、獣王にはサイタマが「強めの攻撃」を出す価値があったことは間違いないのではないでしょうか。

53位 キリサキング

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キリサキングは怪人協会のメンバーで、災害レベルは鬼です。
蟲神と共にガロウの監視役を務め、ガロウに怪人の価値がないと判断した際には二人がかりで彼を攻撃しました。
多少卑怯な手を使ってはいましたが、一度はガロウに勝利した恐るべき怪人です。

ヒーロー名鑑によれば、キリサキングは「子供をさらう怪人」として長らく語り継がれているとのこと。
あれだけヒーローがひしめいている世界で何年も捕まらずに悪事を重ね続けてきたということが、キリサキングの強さを測る指標のひとつになっています。
キリサキングの狂暴な性格から「ずっと隠れて暮らしていた」とは考えにくいので、堂々と現れてはヒーローを返り討ちにしていたのでしょう。

また、キリサキングは怪人協会の幹部でこそありませんが、協会内でもそれなりに高い地位にいたことは確かです。
怪人協会での発言権も高く、キリサキングのことは同じ怪人たちでも恐れていました。

52位 タンクトップマスター

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タンクトップマスターはS級16位のヒーローです。
数十名のヒーローが所属する派閥「タンクトッパー」の頂点であり、当然彼らの中で最強の実力を持っています。

その鍛え抜かれた筋肉によるごり押しがタンクトップマスターの戦闘スタイル。
拳ひとつで地割れを起こし、態勢を崩した相手に全力の体当たりを喰らわせる「タンクトップタックル」が彼の必殺技です。
力任せな技ですがS級ヒーローだけあって威力はすさまじく、ほとんどの怪人はタンクトップタックル一撃で倒されてしまうといいます。

かなり強いヒーローであることに間違いはありませんが、タンクトップマスターはS級の中ではやや見劣りする印象がありますね。
順位的にはぷりぷりプリズナーより一個上ですが、最近ぷりぷりプリズナーも反則気味に強くなってきてますし…他のS級ヒーローたちも大活躍しています。
しかしタンクトップマスターだけは今のところ大した活躍を見せておらず、「タツマキの強さにビビってた人」「ガロウにアッサリ負けた人」のイメージが拭えません…

51位 スイリュー

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スイリューは「冥躰拳」という武術の使い手で、スーパーファイト4連覇の経験を持つ武術家です。
武術家でありながら大した努力をすることもなく、適当に師匠の相手をしながら楽して生きようとしているうちに強くなったという才能の塊ですね。

ここ数年は何の練習もしていないとのことですが、それでも歴戦の武術家たちを子供扱いできるほどの強さを維持していました。
A級ヒーローや実力派の武術家が多数出場するスーパーファイトにおいて毎回ほぼ無傷で勝利し、もはや伝説級の武術家となっています。
シルバーファングやボンブなどに比べれば武術家としては一段劣りますが、素手で戦う人間としては最高峰だといえるでしょう。

怪人化した武術家たちですら、生身のスイリューに勝てる者はほとんどいませんでした。
スイリューは怪人態のベンパッツ・ハムキチ・ボルテーンを秒殺し、怪人化した武闘家の中でも最強クラスの一人だったチョゼにも何とか勝利しています。
彼の実力は、現時点ですでにS級ヒーローに届くレベルになっているといっていいでしょう。

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